News:教育
2019年5月1日号
学生の声から5人に優秀賞
2018年度ティーチング・アワード

学生の授業評価アンケートをもとに優れた授業を行う教員らを表彰する2018年度「東海大学ティーチング・アワード」の受賞者が決定。4月1日に湘南校舎で授賞式が行われ、優秀賞に選出された教員5人に、山田清志学長から賞状と目録が授与された。

18年度の優秀賞には、教養学部国際学科の田辺圭一准教授、体育学部体育学科の内田匡輔教授、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の中川淳雄教授、国際文化学部国際コミュニケーション学科のディーン・エリック・スティーブン准教授、国際教育センター英語教育部門の星野芳恵講師が選出。いずれも今回が初めての受賞となった。

東海大では1993年度から全国に先駆けて学生による授業評価制度を取り入れるなど、教育の質向上を目指す取り組みを展開している。2002年度に導入されたティーチング・アワードもその一環。履修者が20人以上の講義科目を当該年度の春・秋学期で合計3科目以上担当している教員を対象としている。

教育支援センターが学生を対象に実施する「授業についてのアンケート」の「総合評価平均評価点」「アンケート実施率」等を考慮して学部などが候補者を推薦。合計点が最も高い教員が最終候補者として選出され、大学運営本部を中心とした厳正な審査を経て学長により決定される。

優秀賞に選ばれた5人は、今後、FD活動の一環として、よりよい授業を行うための工夫を学内広報紙などで紹介する予定となっている。

受賞者のコメント
田辺圭一准教授(教養学部)
個々の国際問題について立体的な考察を重ねたうえで、「いま、ここ」の問題に立ち返って理解を深め、当事者意識を持ってもらえるよう促しています。授業を、学生と教員が創造する『作品』として捉え、互いに高め合える作品づくりを目指しています。

内田匡輔教授(体育学部)
専門分野であるアダプテッド・スポーツの考え方を常に念頭に置いて授業に臨んでいます。「どの学生にも何かを身につけて卒業してほしい」という思いを持ち続け、さらに内容や手法を充実させるとともに、他の先生方と協力してよりよい授業を追究していきます。

中川淳雄教授(工学部)
航空機パイロットを目指す学生にあらゆる体験を伝え、操縦の理論や技術を覚えるだけでなく、「感覚」にまで落とし込めるよう工夫しています。面白くて理解が深まる授業を目指し、まずは自分が楽しもうと心がけています。

ディーン・エリック・スティーブン准教授(国際文化学部)
クラスがにぎやかで活発なエネルギーに満ちているかを意識し、授業が“自動操縦モード”にならないよう、ユーモアと情熱を持って臨んでいます。新しい話題や手法を取り入れ、さらに授業を充実させたいと考えています。

星野芳恵講師(国際教育センター)
学生主体の授業を心がけ、“受講してよかった”と思ってもらえるよう、常に個々の反応を振り返りながら教授方法を改善してきました。ティーチングスキルが身についてきたのは学生たちのおかげと感謝しています。

 
(写真)山田学長(左)から賞状を受け取る田辺准教授