Column:Interview
2019年6月1日号
箱根駅伝V祝う焼酎を寄贈
合資会社大石酒造場専務 大石和教さん(政治経済学部1997年度卒)

「卒業生の一人として、今回の箱根駅伝初優勝は本当にうれしかった。自分も何かでかかわれないかと考えたんです」
 
熊本県水上村で1872年(明治5年)から続く焼酎の蔵元である大石酒造場の6代目。現在は専務として製造から販売までを取り仕切る大石和教さん。3月に開かれた、陸上競技部駅伝チームの東京箱根間往復大学駅伝競走総合優勝の祝賀会で、大石酒造場製の米焼酎に「GO東海」と大書したラベルを貼り、120本を提供した。「熊本県出身で2017年度の駅伝チーム主務を務めた西川雄一朗君とは旧知の仲でした。彼からオリジナルラベルのアイデアを聞き、祝賀会まであと2週間程度と時間がなかたけれど、チームを祝福する意味でもぜひ協力したいと、突貫で制作しました(笑)」

4月26日から5月1日までは駅伝チームが水上村で合宿し、地元の中学校で陸上教室も開いた。「水上村は近年、本格的なクロスカントリーコースを備えた『水上スカイヴィレッジ』を中心に陸上合宿の誘致に力を入れています。その中で母校の後輩たちが来てくれてうれしいですね」
 
「飲んだときに驚きと感動のある焼酎を造りたい」と語る大石さん。清流とおいしい米に恵まれた土地を生かした老舗の人気銘柄を守る一方、ウイスキーやワインを参考に、焼酎を熟成させる樽の検討を続け、酒米の種類も変えながら新商品を多数生み出す。さらに台湾やアメリカ、タイ、シンガポールにも販路を拡大するなど積極的な経営に取り組んできた。
 
「樽で寝かせる期間は5年もかかるので、出来上がりをどれだけイメージできるかが勝負。これまでの経験を生かして、さらに新しい焼酎を造りたい。駅伝チームのように挑戦を続けていきます」

 
(写真)『GO東海』のラベルは、今年の箱根駅伝で西川さんがコース上の各地で選手を激励した際に使ったパネルから制作した。1本1650円(税別)。注文は大石酒造場0966-44-0001まで。