News:教育
2019年7月1日号
健康学部開設1周年記念シンポジウム
総合的で専門性の高い学生を育成
軌跡をたどり未来を考える


健康学部の開設1周年を記念したシンポジウム「健康フロンティアへの挑戦 学部開設から1周年を迎えて」が、5月30日に高輪校舎で開催された。「健康な社会」の実現に必要な総合的かつ専門性の高い人材を養成すべく昨年4月に開設された同学部の軌跡を振り返るとともに、未来を考えることが目的。教職員や学生、企業関係者ら多数が出席した。 

初めに山田清志学長が開会のあいさつに立ち、「東海大学の建学75周年を機に健康学部を開設教職員や学生、企業関係者ら多数が出席した。し、今後も健康やQOL向上を基軸に大学を運営していきたいと考えています。その意味でも健康学部は中心的存在。この1年の節目を皆さまと検証し、今後につなげていきたい」と語った。
 
続いて「健康学部の1年の軌跡」と題して3人の教員が登壇。堀真奈美学部長は、「2年前に開いた本学部のキックオフシンポジウムでは犢睥隹修篆邑減少など社会環境の変化に伴うさまざまな不安要素があるが、未来は変えられる〞と話しました。実際に本学部には“未来は努力や行動で変えられる”“健康な社会の創造に貢献したい”という未来創造指向の学生が多くいます」と、今後への期待を込めた。
 
健康学部では身体的健康、精神的健康、社会的健康という視点から5つの科目群からなる独自のカリキュラムを展開している。多様な資格を取得でき、フィールドワークなど実践力を培うプログラムも多い。データに基づくセルフケアを日々の学びに取り入れ、他学部との連携など東海大ならではのネットワークを活用した教育にも取り組んでいる様子が紹介された。
 

その後は、黒川清特別栄誉教授が「未来の健康な社会のために今、何をすべきか?」をテーマに、工学部通信工学科(当時)卒業生で螢ナミックネットワーク代表取締役の山本拓真氏が「地域包括ケアとICT」について基調講演。さらに西垣景太准教授の進行で、有賀誠司教授、阿部正昭准教授、山本氏によるパネルディスカッション「20代に求めるキャリア形成―『健康な社会』の実現を目指して」も行われた。
 
最後に堀越由紀子学部長補佐が、「社会に横たわっている問題は複合的であり、それを解決するのは自分たちだと考え、皆で頑張ってきました。関係者の皆さまにも学部の今後を見守っていただければ」と語った。

 
(写真上)パネルディスカッションでは、健康社会の実現という社会の要請に応えるプロフェッショナルや、固有の職業能力を持ったスペシャリスト、社会や人々に貢献するエキスパートの育成を目指してさまざまな授業や課外活動を展開している様子が紹介された
(写真下)健康学部への期待を語る黒川特別栄誉教授