News:研究
2019年9月1日号
研究成果を社会へ還元
産学連携フェア2019

8月7日に高輪校舎で「産学連携フェア2019」が開かれた。学内外の有識者による講演会のほか、ポスターセッションが行われ、研究室や教員らが独自に組織する研究グループごとに、100をこえるテーマとその成果が展示された。

産学連携フェアは、企業との共同研究や技術移転に向けた情報を共有し、研究成果の社会還元につなげるきっかけづくりや、学内外の研究者同士の交流の場をつくろうと毎年、産官学連携センターが実施している。
 
当日は山田清志学長と濱本和彦情報通信学部長によるあいさつに続き、稲津敏行副学長(理系担当)が登壇。「東海大学の研究推進と産学連携活動」をテーマに講演し、研究活動の歴史や世界大学ランキングから見た東海大の評価について説明した。また、学部や研究室の垣根をこえて産業界との組織間連携を目指した「Tokai TIARA(Technological Innovative and Revolutionary Action) Program」についても紹介。「今後もさまざまな研究成果を上げながら、企業の皆さんとも協力し、その成果を社会に還元していくことが東海大の使命の一つ」と語った。
 
基調講演では、科学技術国際交流センター理事で、東海大学国際教育センターの広瀬研吉客員教授や総合重工業メーカーの株式会社IHIの須田俊之氏が、中国の科学技術の現況とIHIのグリーンエネルギー戦略を解説した。
 

ポスターセッションでは約60人の教員が、来場した企業関係者や研究者に研究内容や事業連携の可能性について紹介。他学部の教員とも意見を交わした。また、落合成行教授(工学部)と冨田垣之准教授(理学部)による口頭発表や高輪校舎の施設見学なども行われた。
 
来場者からは、「多彩な学部やセンターで幅広い分野の研究を展開している東海大では、他大学ではできない挑戦も容易にできる。今後の研究や事業連携にも注目していきたい」といった声が聞かれた。

 
(写真上) 多くの企業関係者が講演に耳を傾けた
(写真下) 来場した企業関係者や研究者に研究内容や事業連携の可能性について紹介