News:教育
2019年10月1日号
人文科学系教育に新たな広がり
湘南・文学部×札幌・国際文化学部
スケールメリットを生かしたコラボ授業

札幌校舎で8月25日から30日にかけて、文学部・国際文化学部教育コラボレーション「English Camp in Sapporo Campus」が行われた。学園のスケールメリットを生かした教育活動の一環として、両学部が協力し、初めて実施されたもの。参加した18人の学生たちは英語プレゼンテーションをテーマにグループワークなどに取り組んだ。

今回のプログラムには、札幌校舎で学ぶ国際文化学部の学生や湘南校舎の文学部、法学部の学生が参加した。湘南校舎の学生は、札幌校舎内の国際交流会館(留学生寮)に宿泊してプログラムに取り組んだ。
 
企画した文学部の平野葉一学部長は、「全国に広がるキャンパスを活用し、学園のスケールメリットを生かせるのは東海大学の魅力の一つであり、学生たちにさまざまな教育機会を提供することは私たち教員の使命。人文科学系の教育の発展だけでなく、学生活動や教員の共同研究の幅を広げるきっかけにもなる」と狙いを語る。
 
授業初日となった26日のグループワークでは、国際文化学部のアシュクロフト・ジョン・ロバート講師や文学部の綾部功教授らの指導のもと、英語プレゼンテーション時の姿勢や目線、ジェスチャーの重要性を学んだ。
 
その後、それぞれの好きな料理の作り方などをテーマに、プレゼンテーションを実践。それぞれの発表後には学生同士でも「目線が下がっていたよ」「もう少し身ぶり手ぶりをしながら発表するとわかりやすい」とアドバイスを送る姿が見られた。
 

翌日からは見やすいスライドの作り方や聞き取りやすい話し方、要点のまとめ方について学び、30日には総括として好きな2カ国を選択して両国の違いをプレゼンテーションした。
 
期間中には英語で会話をしながら藻岩山を登るなどさまざまな経験をした学生たちは、「札幌の学生や先生と交流できる機会は少ないので、参加できてよかった」「次は札幌の学生が湘南で授業を受けたい」と充実した表情を見せる。
 
国際文化学部の平木隆之学部長は、「共通した教育目標を持った学部・学科が協力することでこれまで以上に教育活動の多様化を図ることができます。今回のプログラムをモデルケースにして、学生がさまざまな場所で授業を受けるキャンパス回遊型教育の実践に努めていきたい」と語っている。

 
(写真上)ゲームなどを通してジェスチャーの意味を学んだ
(写真下)期間中には何度もプレゼンテーションを繰り返し,経験を積んだ