News:総合
2019年10月1日号
大規模地震を想定し災害対応訓練
【医学部付属病院】
「ビッグレスキューかながわ」にも参加

医学部付属病院の院内災害対応訓練が、8月30、31日に伊勢原校舎で行われた。同病院は神奈川県の災害拠点病院に指定され、災害時の地域の医療救護活動における中心的な役割を担っている。訓練は、大規模災害発生時における災害医療対策マニュアルに基づき、「災害拠点病院・DMAT運営委員会」が主体となって実施された。
 
今回は、伊勢原市で最大震度6強(マグニチュード7.3)の都心南部直下地震発生を想定。30日は、院内の災害対策本部の設置・運営や各病棟、セクションによる被害状況報告書の提出など、地震発生時の初期対応訓練に取り組んだ。
 

31日は「ビッグレスキューかながわ」(令和元年度神奈川県・伊勢原市合同総合防災訓練)の地域会場として、多数傷病者の受け入れや他医療機関のDMATとの連携に関する訓練を実施。同病院や外部機関の職員、模擬傷病者役を務めた近隣専門学校の学生ら約180人が参加し、神奈川県の黒岩祐治知事と伊勢原市の盪馨沼析沙堋垢蕕盪觧,頬れた。

1号館のピロティでは、現場指揮所、トリアージエリア、重症度別の3つの治療エリア、搬送班に分かれて簡易ベッドや医療器具を準備。チームリーダー(医師)の指示を受けながら、心停止や意識不明などの重症患者や糖尿病や認知症といった既往症を持つ者など、次々に運び込まれる模擬傷病者に対応した。災害協力病院への救急車やドクターヘリによる傷病者の搬送訓練、遠隔医療のテストも行われた。

終了後には反省会を開き、課題を共有。責任者を務めた高度救命救急センターの守田誠司次長(医学部教授)は、「全職員がどのような状況でも迅速・適確な医療活動ができるよう、訓練を繰り返したい」と語った。

 
(写真上)各スタッフがそれぞれの役割を理解し、真剣に訓練に取り組む
(写真下)守田次長(右)から説明を受ける黒岩知事(中央)と盪鎧堋