News:教育
2019年11月1日号
歴史や経済の現状を学ぶ
【政治経済学部】スタディ・ツアーIn沖縄

政治経済学部による「スタディ・ツアーIn沖縄」が9月18日から21日まで初めて開催された。歴史を学ぶとともに、沖縄を中心とした地域経済発展の現状や日本の安全保障問題を体感することなどを目的に、政治学科の西田竜也教授と藤巻裕之准教授が企画したもの。文学部の学生も合わせて8人が参加した。
 
初日は沖縄県庁を訪れ、基地対策課やアジア経済戦略課の担当者から、基地問題に関する県民の声や県庁職員の仕事内容について講義を受けた。翌日は米国海兵隊基地で在沖米軍基地の重要性についての講話を聞き、施設内も見学。在沖米国総領事館では大使らと英語でディスカッションした。

3日目には那覇航空自衛隊基地で研修に参加し、航空自衛隊が尖閣諸島周辺で行っているさまざまな活動について学び、F15などの戦闘機やヘリコプターにも搭乗。防護服の試着や災害現場で活躍する放水車の操作も体験した。
 
西田教授は、「政治は座学で学ぶだけでなく、実際に目で見て、耳で聞いて、体験することが大切」とコメント。藤巻准教授は、「日本とアメリカの関係や沖縄の歴史や現状について、事前に調べて訪れたことで感じることがあったと思う。さまざまな立場の人と議論することで柔軟さやタフさを身につけてほしい」と語った。
 
学生リーダーを務めた樋口拓真さん(文学部4年)は、「日本史専攻で学んでいるので、沖縄の歴史に興味があり参加しました。海兵隊や自衛隊の基地、大使館で働く人の姿を間近で見られたことや、基地問題などについて生の声を聞けたことはいい勉強になった」と語る。山形茉優さん(政治経済学部3年)は、「ツアーに参加したことで、沖縄の戦争の歴史と国際政治を絡めて研究テーマを考えたい」と収穫を得た様子だった。

 
(写真)那覇航空自衛隊基地内を見学した学生たち。花田龍是さん(政治経済学部3年)は、「沖縄をはじめ日本の歴史をきちんと理解したうえで、国際政治を学んでいきたい」と話す