News:ひと
2011年5月1日号
公共施設の運営委員として活躍
付属第三高校生徒会長
武藤 葵さん(3年)

付属第三高校(茅野市)で生徒会長を務める武藤さんは、学内のみならず学外でもさまざまな人との交流を積極的に行っている。

その一つが茅野市内の中高生が無料で利用できる公共のフリースペース「CHUKOらんどチノチノ」での活動だ。ここは学習室や卓球室、音楽スタジオなどを備え、一日約40人の中高生が訪れるコミュニケーションスペース。武藤さんは運営委員の一人として、利用者と施設を運営する茅野市との間をとりもっている。

「スタジオの予約や事務手続きなどは常駐のスタッフさんが行いますが、より快適に利用するための規則の見直しやイベントの企画などを担当しています」1年生のころからこのスペースの常連だったが、裏方として利用者と施設をつなげる役目に興味を持ったという。「ここへ来れば知り合いに会える。学年や学校を超えた知り合いの輪も広がりました」

生徒間や世代の異なる人々の間で意見が食い違うこともあるが、「そういうときこそ私の出番!折衝役を進んで買って出るタイプです」と明るく話す。チノチノや生徒会のほか、市の中高生が話し合って行政へ提言を行う「茅野市こども会議」での活動を生かし、5月7日には長野県弁護士会が主催するシンポジウムへパネリストの一人として出席する。県知事や大学教授らとともに、子どもの権利や施策などについて意見を交わす予定だ。

将来は看護師を目指し、東海大学医療技術短期大学への進学を希望している。「患者さんと医師のかけ橋になりたい。そのためにはしっかりと勉強しておかなければ」と夢を語った。 (志)

 
(写真)フリースペースで友人と歓談する武藤さん(右から2人目)