News:学生
2019年11月1日号
芳野地区で地域活性イベント
【経営学部観光ビジネス学科】
眠っている「宝」を観光資源に

経営学部観光ビジネス学科の小林寛子教授のゼミに所属する学生が、10月6日に熊本市西区河内町芳野地区で、「外国人観光客に向けたモニター ツアー in 芳野」を開いた。小林教授のゼミでは6年前から同地区で観光資源調査やイベントの企画・運営を行っている。19 日には、毎年開催している地域活性化イベント「オレンジカクテルナイト」も実施した。

日本の“田舎”は刺激的? 外国人モニターツアー

10月のラグビーワールドカップでは熊本県内でも2試合が開催され、多くの外国人観光客が訪れた。小林教授らは、「この機会を生かし、外国人が芳野地区を訪れた際にどこに魅力を感じるのか調査したい」とモニターツアーを企画した。

当日は、フランスやチェコなどから訪日中の外国人観光客8人が参加。 運営にあたった学生たちは、地域の特産品であるミカンの畑へ案内。自分でもいだミカンを頬張った参加者は、「豊かな自然に触れ、素晴らしい体験ができた」と笑顔を見せていた。

茶道部や書道部に所属する学生が日本文化体験も実施。地区内の春日神社でも地域の伝統神事「野出神楽」を見物し、ツアーを終えた。学生は「今回の経験を生かし、さらに魅力のあるツアー を検討していきます」と意欲的に語った。小林教授は、「日本の原風景が残る田舎は外国人にとって、非日常的な空間。過疎化の進む地域は日本各地にありますが、それぞれに眠っている“宝”が あると思います。学生たちと協力しながら、地域活性化に取り組んでいきます」と話している。

移動式カフェで 芳野の魅力を伝える
小林教授のゼミでは10月から芳野地区の観光スポットや公民館などで、「気まぐれカフェ」を展開している。学生たちが地域住民と協力して改造した軽トラックで各地を回り、芳野でとれたナシやユズのパイ、コーヒーなどを販売している。同地区の魅力を伝えるほか、地域住民にいこいの場を提供することが目的。

8月に熊本キャンパスで開催されたオープンキャンパスでプレオープンし、10 月5、6日に同地区にある野出公民館で本格的にスタート。今回のモニターツアーでも、参加者が“芳野の味”を楽しみながら地域住民と交流を深めていた。

美しい夕日を背に オレンジカクテルナイト

芳野地区の活性化を目指して毎年開催している「オレンジカクテルナイト」。今年は、第1部に約110人が参加し、「宝探しウォーク」と題して学生と地域住民がつくった4つの観光コースを巡った。昼食では地域住民が調理した郷土料理を味わった。

第2部では、参加者約150人が有明海に沈む夕日をバックに、学生が考案したオリジナルカクテルを堪能した。

 
(写真上から)
▼特産品であるミカンの収穫体験に参加者も笑顔
▼茶道部と書道部の学生は浴衣姿で日本文化を伝えた
▼オリジナルカクテルには地域特産のミカンを使用