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2019年12月1日号
全日本大学駅伝16年ぶりV
【陸上競技部駅伝チーム】
アンカー名取選手が決めた!

11月3日に開催された全日本大学駅伝対校選手権大会(名古屋市・熱田神宮〜伊勢市・伊勢神宮・8区間106・8キロ)で陸上競技部駅伝チームが16年ぶり2度目の優勝を果たした。エース級の選手たちを故障で欠くも、他大学を圧倒する選手層の厚さを見せた。

館澤亨次駅伝主将(体育学部4年)、鬼塚翔太選手(同)、阪口竜平選手(同)、關颯人選手(同)らこれまでチームをけん引してきたランナーを故障で欠いた今大会。それでも出場した選手たちは、ミスのない走りでタスキをつなぎ、上位でレースを進めた。
 
4区では、3位でタスキを受けた西田壮志選手(同3年)が区間賞の走りで、首位・東洋大学を猛追。続く5区の市村朋樹選手(同2年)が先頭を奪った。6区の郡司陽大選手(同4年)も区間賞の走りでリードを広げ、首位を守ったままレースは犁缶〞の最終2区間へと進んだ。

“3度目の正直”で栄冠 過去2年は逆転で屈す

駅伝チームは一昨年は8区で、昨年は7区で他チームに逆転を許し、涙をのんできた。今年7区を任されたのは、松尾淳之介選手(同)。しかし、1分以上の差があった2位青山学院大学のエース・吉田圭太選手(3年)に逆転を許し、リードを広げられてしまう。
 
「今年もダメなのか……と一瞬頭をよぎったけれど、『仲間たちのためにもあきらめずにもう一度追いつこう』とペースを上げられた」と松尾選手。終盤、吉田選手が失速してきたところで一気に差を詰め、わずか2秒差で秒差でアンカーの名取燎太選手(体育学部3年)にタスキをつないだ。
 
「松尾さんが差のない状態でタスキを渡してくれたので走りやすかった」と名取選手。4キロ付近で青学大に追いつくと、1キロほど並走。「相手のペースも遅かったので、突き放せる自信があった」とスピードを上げ、その差を広げていった。
 
ビクトリーロードを、「余裕を持って走りきった」という名取選手は同区間日本人選手歴代5位となる57分46秒の好タイムをマークし、大会MVPを獲得。2位青学大に1分44秒もの差をつけ、歓喜のゴールに飛び込んだ。
 
両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「前々回、前回と2位に終わり、今年はどうしても勝ちたかった。箱根駅伝連覇に向けて、自信につながる」と笑顔で語った。沿道から声援を送り、箱根駅伝での復帰に向けて練習を続ける館澤主将も、「選手層もこれまでのチームにはないほど厚いと感じた。それでも、箱根連覇という目標は簡単なものではないので、気を引き締めて万全の準備を進めていく」と語った。

松前総長らに優勝を報告 「箱根でもよい報告を」

11月13日には両角監督や西川雄一朗副主将(体育学部4年)らが代々木校舎を訪れ、松前達郎総長や学校法人東海大学の役員らに優勝を報告した。
 
両角監督は、「選手たちは学園校友会関係者の皆さんが沿道に掲げてくれた東海大学ののぼり旗や声援が大きな力になり優勝につながったと感謝しています。来年1月の箱根駅伝でもまた皆さんによい報告ができるよう頑張ります」と力強く語り、松前総長からは、「駅伝は個人競技ですが、チーム内の縦の連絡が重要。コミュニケーションをしっかりとって大会での好結果につなげてください」とエールが送られた。

優勝メンバー喜びの声
















 
(写真上から)
▼笑顔でゴールテープを切ったアンカーの名取選手
▼レース後の閉会式では優勝旗や多くのトロフィーが授与された
▼代々木校舎を訪れ、松前達郎総長や学校法人東海大学の役員らに優勝を報告した