News:研究
2019年12月1日号
リモートセンシング研究に貢献
長教授らに国際会議から表彰

10月14日から18日まで、韓国・大田市で開催された「第40回アジアリモートセンシング会議 (ACRS)」で、情報理工学部の長幸平教授(情報技術センター所長)が「ACRS特別貢献賞」 を受賞。さらに、同会議内で行われたWebアプリコンテスト「WEBCON」では大学院工学研 究科電気電子工学専攻2年の松尾拓歩さんが、優秀賞にあたる「Silver Award」を受賞した。

ACRSはアジア各国の学会や宇宙機関が加盟するアジアリモートセンシング協会(AARS)によって運営されている、リモートセンシング分野ではアジアで最大級の国際会議。世界各国から約800人が参加し、計443編の研究発表が行われた。

長教授が受賞したACRS特別貢献賞は、開催40周年を記念して特別に設置されたもの。長教授はAARSの事務総長と して5期10 年間にわたる活動が高く評価された。 今回事務総長に再任された長教授は、「受賞を励 みにACRSがアジア各国の学生や若手研究者を育てる場として機能していくよう、努力していきたい」と抱負を語っている。

一方、松尾さんがSilver Awardを受賞したWEBCONは、大学生、大学院生が考案したWebアプリケーションのアイデアや完成度を競うもので、今回は6チームがエ ントリーした。

松尾さんが考案した「トラックの車載カメラを用いた被災地の状況可視化システム」は、災害時にトラックに搭載されたカメラが撮影した画像を収集し、速やかに各地の被害状況を可視化するもの。

近年は自然災害も多く、直近でも台風15号や19号で東日本を中心に大きな被害が発生したことから、松尾さんは、「災害時には各地の被害状況をできるだけ迅速に把握することが重要。研究を進め、少しでも社会に貢献したい」と話した。

 
(写真上)ACRSで笑顔を見せる長教授(左)
(写真下)松尾さん(右)と指導にあたる内田理教授(情報理工学部)