Column:Interview
2020年1月1日号
海野捕手&小川投手がプロ球界へ
チームにもファンにも信頼される選手に
硬式野球部 海野隆司選手(体育学部4年)

「守備が9割、打撃が1割」。福岡ソフトバンクホークスに入団する海野選手はそう語るほど、練習でも試合でも“扇の要”としての役割に重点を置く。
 
その基礎は岡山県・関西高校時代に培った。「ボールの捕球の仕方、投手に声をかけるタイミングなど、当時教わったことは今も生きている」

高校卒業後は社会人野球に進もうと思っていた。そんなある日、試合で活躍する姿が横井人輝前監督の目に留まった。「たぶん、ほかの選手を見に来ていたんです(笑)。でも、たまたま活躍した試合で声をかけてもらって、これは運命かもしれない、強い東海大で野球がしたいと思った」

入学後は1年時から試合に出場。2年時に新しく指揮官に就任した安藤強監督(東海大職員)から正捕手に抜擢され、3年時の夏には大学日本代表にも選出された。「プロを意識したのはこのころ。大学トップレベルの選手のプレーや練習に臨む姿勢を間近で見て、多くのことを学んだ」

「トレーナーやコーチに“こういうときはどうすればいいのか”と相談し、自分で考えて練習するようになった。代表に選ばれて成長した」と語る安藤監督は、「とっさの判断力は目を見張るものがある」と太鼓判を押す。二塁送球タイムは1・7秒台を誇り、幾度となくピンチを救ってきた。
 
ソフトバンクでの背番号は62に決まった。目標とする甲斐拓也捕手が今季までつけていた番号に「恥じない活躍をしたい」と話す。「一つひとつ学びながら、チームにもファンにも信頼される選手になりたい」

聖地・甲子園で“2つの故郷”に恩返し
九州キャンパス硬式野球部 小川一平投手(経営学部4年)

阪神タイガースに入団する小川投手。神奈川県・横須賀工業高校時代から、直球は最速141キロをマークしていたが、「当時は自分がプロ野球選手になれるとは考えてもいなかった」と振り返る。

3年時の全国高校選手権神奈川大会では2回戦で敗戦。卒業後は野球から離れるつもりだっ たが、父親の「マウンドに立つ姿をまだ見せてほしい」という言葉に、誘いのあった九州野球部への入部を決めた。
 
入学直後には熊本地震の影響を受け、一時的に神奈川へと戻ったこともあった。友人とともに渋谷駅前で募金活動をしていたときには、「通りがかった力士の方が“頑張ってね”と財 布の中身をすべて募金箱に入れてくれた。多くの気持ちを受け取ったとき、応援してくれる人たちに恩返しできる人になろうと決めた」という。

2年時には、全日本大学選手権大会にも出場。140キロ台半ばの直球を連発し、一躍プロのスカウトの目にも留まった。さらに変化球にも磨きをかけたことで、カットボールやチェン ジアップも大きな武器となった。
 
プロの舞台に向けて、「家族の後押しがなければ今の自分はいない。第二の故郷・熊本でもたくさんの方に支えてもらい、成長することができた。今後も感謝の思いを忘れずにマウンドに立ちます」と小川投手。阪神のホームグラウンド・阪神甲子園球場は高校時代は立つことができなかった「憧れの場所」。東海大と同じタテジマのユニホームを身にまとい、聖地で“2つの故郷”に錦を飾る。

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(写真上) 昨春の全日本大学選手権大会では磨いた守備で得点を阻止
(写真下) 長い腕を生かした力強い直球を武器にプロの舞台でも活躍を誓う