News:総合
2010年12月1日号
宇宙飛行士の山崎さんが湘南に
公式飛行記念品の返還式、市民ら1000人が参加


今年4月に宇宙を旅した東海大学の公式飛行記念品(OFK)の返還式とミッション報告会が、11月3日に湘南校舎2号館で開催された。JAXA宇宙飛行士の山崎直子さんを招き、学生ら約1000人が参加。山崎さんから松前達郎総長に、OFKの東海大学オリジナルデザインのエンブレムとアメリカ航空宇宙局(NASA)の飛行証明書が手渡された。

OFKは、スペースシャトルに搭乗する宇宙飛行士の関係機関からNASAが記念品を預かり、一緒に飛行させるもの。 山崎さんはこれまで、夫で工学部航空宇宙学科卒業生の山崎大地さんとともに東海大をたびたび訪れ、大学の教員らと親交を深めてきた。こうした縁からエンブレムは、4月5日にスペースシャトル「ディスカバリー号」に積み込まれて打ち上げられ、15日間にわたって宇宙を猯〞した。

ミッション報告会で山崎さんは、国際宇宙ステーション滞在中の生活や実験の様子をビデオや写真を交えて紹介。来場者らは、宇宙空間での食事の方法や実験施設内部の様子などの話題に熱心に聞き入っていた。その後、今後の宇宙開発の可能性などについての質疑応答が行われ、山崎さんは「皆さんが宇宙に行き、いろいろなことができる時代が来ることを期待しています」と語った。

終了後には大地さんら家族も登壇し、「このような機会をいただき大変光栄です。今後も夢に向かって努力していきたい」とあいさつ。学生代表から花束が贈呈された。なお、エンブレムと飛行証明書は、松前記念館に展示されている。

 
(写真上)シャトル内での様子や宇宙に対するイメージの変化など、学生たちから多数の質問が寄せられた

(写真下)松前総長にOFKが返還された