News:教育
2010年12月1日号
福岡短大で観光シンポジウムを開催
「外国人旅行者で変わる九州の観光」


福岡短期大学が11月20日、東海大学観光学部と協力して第1回観光シンポジウム「外国人旅行者で変わる九州の観光」を開催した。これは、同学部が今年4月に開設されたことを記念し、学校法人東海大学エクステンションセンター福岡講座として実施したもの。当日は学生や教職員、地域住民など100人を超える参加があり、基調講演やパネルディスカッションを通して、九州への外国人旅行者受け入れについて意見を交わした。

「観光立国・立県の戦略―持続的観光まちづくりの実現―」と題して行われた基調講演では、観光学部の榎本通也客員准教授が登壇。文化や趣味などに特化した爛董璽淹峺〞旅行などが増えているといった現状を紹介し、「単なる観光地づくりではなく、住民にとって魅力のある『観光まちづくり』をしていく必要がある」と語った。その後は、ANAセールス株式会社訪日旅行部長の吉田博行氏、福岡短大の西野仁学長、観光学部の松本亮三学部長、加藤英一教授が出席してパネルディスカッションを展開。「外国人旅行者受け入れの現状と課題」をテーマに、それぞれの視点から議論を展開した。加藤教授は「外国人旅行者はまず、東京や富士山などの『ゴールデンルート』を訪れ、2度、3度と訪日するたびに地方へと足を延ばしていく」と説明。西野学長は「九州の特性を生かし、おもてなしの心を持って迎えることが大切になるのでは」と話した。

 
(写真)「九州の特性を生かしておもてなしの心を」と語る西野学長