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2011年7月1日号
留学制度を活用して アメリカで就業体験
舘林真一 さん(政治経済学部4年)

東海大学の海外派遣留学制度の一環として初めて行われた、アメリカの非営利団体ワシントンセンターでのインターンシッププログラムに、今年1月19日から5月7日まで参加した。

「世界を相手に仕事をする上で、必要なスキルを磨けると思って参加しました」 留学中は、世界各国から集まった約500人の学生と寮で共同生活をしながら現地の非営利団体で仕事を体験。「社会企業家」育成プログラムや企業経営者による講演などを受講し、仕事に必要なスキルや企業の社会的責任について学んだ。

「世界中に仲間ができ、経営者としての物の考え方など一生モノの宝を得られました」
付属第四高校の出身で、高校時代はプロ野球選手を目指していた。ところが3年時に腰を痛め、夢がついえてしまう。何をすべきか悩んでいた時、修学旅行で訪れたハワイで地元の人と話した思い出が頭をよぎった。「英語が使えれば世界が変わるかもしれない。それなら徹底的に鍛えてやろうと決めた」

大学進学後は英語の授業を積極的に受講し、夜は図書館で勉強。大学の派遣留学制度を利用してアメリカにも留学した。そんな中、国際経済学の講義で世界の貧困問題を知る。「生まれた地域によって生活水準が変わる。そんな理不尽な現状を改善したいと強く思ったんです」昨夏にはバングラデシュのグラミン銀行を訪問し、現地で活動の現状を視察。今年は、7月28日から沖縄などで開催される日米学生会議にも参加する。「将来は貧困の撲滅にかかわる活動がしたい」。その目はしっかりと将来を見つめていた。