News:学生
2011年7月1日号
教養学部生が広告看板をデザイン
「SOHUMプログラム」の一環 迫力満点の牛が目印

駅舎の壁面をぶち壊し、ホーム側に飛び出してきたかのような迫力満点の牛ー。教養学部芸術学科デザイン学課程4年の折井優貴夫さんがデザインした広告看板が、5月末から小田急線愛甲石田駅ホームにある広告スペースで掲示されている。

広告主は伊勢原市で牛を育てて牛肉や乳製品を販売している柏木牧場。同牧場から「学生ならではの感性で自由にデザインしてほしい」との要望を受け、教養学部が進めるSOHUMプログラムの一つ「湘南地域ブランド創造プロジェクト」の一環で取り組んだ。

「新規のお客さんに足を運んでもらうために、車内から見てドキッとするインパクトのある看板を作りたかった」と折井さん。授業中に作成したラフデザイン案をもとに牧場を訪れて写真撮影を繰り返したほか、駅舎にも足を運んで色調整を行うなどの作業を繰り返し、完成度を高めていった。「広告の役割を果たすためには、第三者の視点で考えることが大切。多くの人の目を引くデザインを心がけました」と振り返る。

担当教員の池村明生教授は、「自分の作品が実社会で活用されるこのような取り組みは、デザインを学ぶ学生にとって魅力的。今後もプロジェクト活動を通じて実践していきたい」と話している。



 
(写真上)広告看板のデザインコンセプトは「駅舎壁面から飛び出す牛」。駅舎壁面のブルーラインの模様を広告面に取り込んだ、意外性のあるデザインが特徴だ。
(写真下)折井さん