News:教育
2011年7月1日号
福岡短大「野外活動理論及び実習機
学生の「気づき」を重視

福岡短期大学国際文化学科で開講している選択科目「野外活動理論及び実習機廚蓮⊆遜を通じて自然と触れ合い、野外活動の必要性や環境保護の重要性について学ぶ授業。学生の自主性と「気づき」を重視するのが特徴だ。

座学と実習、レポートで構成された「野外活動理論及び実習機廚蓮国際文化学科と情報処理学科の2年生を対象に春学期に開講されている。今学期の受講者は国際文化学科の学生10人。授業を通じて、環境教育を実践するための指導者「プロジェクト・ワイルド・エデュケーター」の資格も取得できる。

授業の柱となる実習は、校舎近隣の寺社などを巡る学外環境実習、1泊2日のキャンプ実習、そして日帰りのカヌー実習と、バラエティーに富んだ内容。担当する北濱幹士講師は、「『体験できて楽しかった』だけで終わるのではなく、その後に提出するレポートで実習時の犁い鼎?を振り返ることが大切。そのため、現場ではできる限り学生の自主性を重んじています」と語る。

事前講義はあるものの、野外に出たら学生自身が考え、行動することが求められる。カレーを作るのに水を入れ過ぎてしまったり、テントが傾いてしまったり……ハプニングも数多い。それでも「失敗を通じて自然との付き合い方を学んでいく」と北濱講師。学生からも「教室で事前講義を受けた後に実習に行くので、身につく」(福慧さん)、「学外環境実習では自然と文化の関係を、キャンプ実習では生態系の変化や食物連鎖を、そしてカヌー実習では水と地球環境の関係を、と3つの異なる自然を学べるのが魅力。授業で学んだことを、今後も生かしていきたい」(西川敬太さん)と好評だ。

 
(写真上)学外環境実習では、北濱講師とともに授業を担当する前田秀敏講師の説明を受けながら、須賀神社や八所宮を訪れた(5月14日)
(写真下)福岡市にある今宿野外活動センターで行われたキャンプ実習。初体験となるテント張りも、協力しながら取り組んだ(6月4、5日)