News:教育
2010年12月1日号
世界一行きたい科学広場 in 宗像
地域と連携し科学の心を育む

10月30日、福岡短期大学を主会場にして「世界一行きたい科学広場in宗像」が開催された。当日は、東海大学教育開発研究所の滝川洋二教授によるサイエンスショーをはじめ、付属第五高校理数科の生徒らによる実験教室などを実施。趣向を凝らした約30の展示・実験ブースに、地域住民ら1000人近くの来場者が訪れた。

「世界一行きたい科学広場in宗像」は、宗像市と福岡県内にある4大学を中心に組織されたSAFnet、教育開発研究所、福岡短大、第五高などが一体となって企画した科学イベント。地域と連携して科学の心を育むことを目的に、福岡短大など2会場で今年初めて開催された。第1会場となった福岡短大2号館では、教育開発研究所の滝川洋二教授と福岡大学の平松信康教授が「世界一受けたいサイエンス教室 磁石のふしぎな世界」を実施。来場者にはパチンコ玉や磁石などを使った実験道具が配布され、電磁誘導の仕組みを理解するための実験も行われた。

一方、近隣の高校や大学、企業の企画ブースが設置された第2会場の福岡コモンホールでは、第五高理数科の生徒ら約40人が「スーパーボールを作ってみよう」「ストローで遊ぼう」など8種類の実験教室を開催。また、熊本校舎で活動するチャレンジセンターの先端技術コミュニティ「ACOT」の学生らがロボットのデモンストレーションを行い、多くの親子連れでにぎわった。実行委員会の事務局を務めた第五高の廣渡孝教諭は、「このような取り組みを重ねることで、科学技術分野を目指す子どもが増えればと願っています」と話している。

 
(写真上)滝川教授は置時計に使われる電磁コイルから最先端の磁石の話題まで、さまざまな例を出しながら磁力や原子について解説。子どもから大人まで幅広い年齢の来場者が詰めかけた

(写真下)ストローで作ったアメンボを水槽に浮かべて、表面張力を教える第五高の生徒たち