News:教育
2011年10月1日号
宮崎県五ヶ瀬町活性化に協力
学生の視点で調査・提案

学生の視点で、五ヶ瀬の町を活性化しよう――。9月7日から9日まで2泊3日で行われた「九州ハイランド大学リーグ2011」に、総合経営学部の田中靖久講師のゼミに所属する学生ら16人が参加した。

宮崎県五ヶ瀬町が主催するこの催しは、東海大学、長崎県立大学、宮崎大学の学生がそれぞれ町の各所で視察・調査を行い、最終日に町役場の職員や町民に活性化案を提案するというもの。今年で5年目を迎え、3年連続で参加した東海大は「五ヶ瀬ハイランドスキー場」「九州脊梁山脈トレイルランin五ヶ瀬」「黒峰・冠岳のトレッキングコース」それぞれの活性化と、「河川マップの制作」を担当した。

リーダーの中里泰斗(よしと)さん(4年)は、「今年2月にゼミで五ヶ瀬スキー場を訪れ、来場者に満足度や不満点についてアンケート調査を行いました。新規利用者開拓・非利用者調査として、五ヶ瀬スキー場から車で1時間ほどにある阿蘇校舎でも調査を行うなど、できる限りの準備をして現地入りした」と振り返る。

最終日に行われた報告会では、スキー場班が事前調査の結果と合わせて、広報活動の充実や交通手段の整備などを提案。トレイルラン班はコースの分かりにくい場所などに矢印や「○キロ地点」と書いた看板を設置したほか、トレッキング班は実際にコースを歩いてコミュニティビジネス化を提案、河川マップ班は禁漁区やカヌー乗り場を示した地図を制作した成果を報告した。

中里さんは、「スキー場の利用者は年々減少傾向にあり、自分たちが考える以上に深刻な問題だと感じた。現地の方の声を聞きながら調査、発表できたことはいい勉強になりました。少しでも町の力になれればうれしい」と語っていた。

 
(写真上)トレイルラン班はコースに看板を設置した
(写真下)実際に五ヶ瀬町各所を歩いて調査した