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2011年10月1日号
陸上・日本インカレ 東海大勢が多数活躍
学生日本一を争う第80回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が、9月9日から11日まで熊本県民総合運動公園陸上競技場で行われ、湘南校舎、北海道キャンパス両陸上競技部が出場した。湘南校舎の勝木隼人選手(体育学部3年)が1万メートル競歩で初優勝したほか、走り幅跳びの小西康道選手(同)と三段跳びの長谷川大悟選手(情報理工学部4年)が準優勝。湘南校舎男子は総合4位となった。

競歩・勝木選手が初V

自らをこの道へ導いてくれた師を信じ続け、才能は早くも花開いた――。勝木選手が競歩と出会ったのは昨年5月。それまで中距離種目に出場しながらも、けがに泣かされ続けていた。復活を誓い、リハビリのためにウオーキングをしていたとき、児島大祐コーチ(体育学部非常勤講師)から「良いフォームをしている。スタミナもあるし、競歩に転向してみないか?」と声をかけられた。

突然の言葉に戸惑いもあったが、思い切って競歩の道に飛び込んだ。コーチの指導を仰ぎながら、自らも積極的にフォームを研究。けがも克服し、実力は日に日に伸びていった。「努力することを苦にせず、指導を理解する能力にたけていた。期待していた以上のスピードで上達した」と児島コーチは振り返る。

日本インカレでは2位に大差をつけてゴールに飛び込んだ。人生初の“優勝”に、「勝因は指導を信じ続けたこと。すべてを児島コーチに教わった」と笑顔を見せる。競歩転向後、わずか1年で誕生した学生王者は、コーチと二人三脚でさらなる高みへ歩みを進める。(取材=野瀬直裕・文学部3年)