News:学生
2011年11月1日号
WSC 2連覇を達成!豪州縦断3021キロを快走


東海大学チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」のソーラーカーチームが、10月16日から23日までオーストラリアで開催された、世界最高峰のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」(WSC)で優勝。大会2連覇の快挙を達成した。

WSCはオーストラリア大陸北部のダーウィンから南部のアデレードまで3021キロを縦断し、走行時間を競う大会。今回は世界各国から37チームが出場した。前回大会を制した東海大は、大会レギュレーションの変更もあり今大会に向けてマシン「東海チャレンジャー」を新造。パナソニックから太陽電池パネル、東レから車体の素材となる炭素繊維の提供を受けるなど、多数の企業から協力を得たほか、これまでの経験を踏まえ、細部を改良するなど学生たちの手で開発に取り組んできた。

15日に行われた公式予選で5位につけた東海大は、初日にライバルチームを次々と抜き去り、オランダ・デルフト工科大学のNuon Solar Team、アメリカ・ミシガン大学などの強豪と競り合いながら首位に立った。その後は両大学との激しいトップ争いに加え、ブッシュファイヤー(野火)による中断やその火災による煙、竜巻、砂嵐などさまざまな自然現象とも格闘。しかし、篠塚建次郎さん(工学部卒・ラリードライバー)らドライバー陣が「完成度が高く、安定している」と口をそろえるマシンは快走を見せる。ゴールした20日も曇天や雨に悩まされが、他チームに比べエネルギー残量で優位に立ち、勝利をつかんだ。

学生リーダーの瀧淳一さん(工学部3年)は、「大変なことも多かったけれど、僕たちが作ったマシンが3021キロを走りきったことが素直にうれしい」と充実した表情で語った。 【次号に詳報】