News:研究
2011年11月1日号
丹沢湘南観光交流フォーラムを開催
地域の魅力発信を考える

観光学部が主催する「第4回丹沢湘南観光交流フォーラム」が、10月23日に湘南校舎で開催された。丹沢湘南地域の観光などについて意見交換することを目的とした催し。当日は行政関係者や学生ら約80人が参加した。

今回のフォーラムは「観光雑誌編集者が注目する観光魅力と地域のもてなし力」をテーマに開催された。基調講演として、都市情報雑誌元編集長の野木原晃一氏が登壇。観光学部の舘野和子教授と屋代雅充教授も講演を行った。現在、旅のECサイトのプロモーション企画部長を務める野木原氏は、「0泊2食「星空露天」などの斬新なキャッチフレーズが、既存施設に読者をひきつけた成功事例を紹介。「地元の観光資源を見直して物語性を持たせるなど、情報提供の方法を工夫することが大きな付加価値につながる」とアドバイスした。

続いて舘野教授が、『赤毛のアン』の舞台として有名なカナダのプリンスエドワード島の事例を映像とともに紹介。物語性を大切にした演出と島民の郷土愛にあふれた「ホスピタリティ(おもてなしの心)」が、観光活性化に大きな役割を担っていると言及した。また屋代教授は、街並みやランドマーク、地域固有の風物詩や眺望といった景観デザインの「もてなし力」について解説。講演終了後には、「地元住民が観光資源を発見するにはどうしたらいいのか」「郷土愛を生かした集客事例を教えてほしい」などの質問が来場者から相次いだ。

 
(写真)活発な意見交換が行われた