News:総合
2011年11月1日号
建学記念論文・小論文など今年度の採択決まる
松前重義記念基金

学校法人東海大学「松前重義記念基金」が運営する奨学金事業のうち、学生や生徒、園児が自由に応募できる「建学記念論文」「建学記念小論文・作文」「建学記念作文・絵画」「自己研鑚奨学金(後期)」の今年度の採択者が決定した。これは、課題論文や願書などを審査して奨学金を給付する制度。いずれも建学の理想を未来につなげる人材の発掘と育成を目的としている。

学園の創立者・松前重義博士の理想を継承・発展させるために、建学50周年記念事業の柱として設立された松前重義記念基金。学園が推進してきた国際交流による相互理解を目指した諸活動を発展させるとともに、学内外の教育・研究活動を推進する各種交付事業を展開している。今回、採択者が決まった「建学記念論文」は大学・短大生、「建学記念小論文・作文」は付属中等部・高校生、「建学記念作文・絵画」は付属幼稚園児、付属小学生が対象。また、「自己研鑚奨学金」は大学院生から短大生を対象に、個人やグループの文化・スポーツ・ボランティア活動などで優れた計画を持ち、実現に努力している学生を支援する事業。いずれも4月から課題論文や作文、作品の提出を呼びかけていた。

審査委員長の蟹江秀明理事は今年度の建学記念論文を振り返り、「文章に未熟さの残る面も見受けられますが、テーマに対して真摯(しんし)に取り組もうとする若者らしい姿勢には好感を抱きました。入選者を見ても分かるようにキャンパスや学部などの枠を超え、多様な学生が応募してくれたこともうれしく思います。特に今年は短期大学部の学生も入選しました。今後もこうした機会を積極的に生かして、大学から幼稚園までそれぞれの教育機関で学ぶ皆さんに、自らの思いを存分に表現してほしいと願っています」と話している。