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2011年11月1日号
けがを克服、世代のトップ狙う
陸上競技部 駅伝チーム 中川 瞭選手(体育学部)

「陸上競技は高校で辞めるつもりでした。でも、中学校でも高校でもずっと2番手で、負けたままでは終われなかった。同世代のトップに立ちたい」

強い決意を胸にチームに加入した中川選手は、1年生ながら出雲駅伝の4区を任された。今年のユニバーシアード競技大会5千メートル代表の油布郁人選手(駒澤大学2年)と抜きつ抜かれつを繰り返し、区間5位の好走。だがその顔に満足した様子はなく、「タイム差以上に力の差を感じた。村澤さんや早川さんに引っ張ってもらうのではなく、同じレベルで戦えるようにならなくてはいけない」と語る。

高校3年時に5千メートル14分10秒という、現在のチーム内でも4番目の好記録をマークし、入学前から即戦力として期待されていた選手だ。しかし、入寮を1カ月後に控えた今年2月、右足指の疲労骨折でいきなり戦線を離脱。練習にも参加できず、「もどかしさはもちろん、仲間に差を広げられていくことに焦りを感じていた」と振り返る。 

練習を再開したのは7月に入ってから。それでも、「高校時代からきちんとしたフォームが身についていたので、回復は予想より早かった」と両角監督は評価する。間近に迫った全日本大学駅伝には特別な思い入れがあるという。「最終8区の途中に実家があり、小学生のときに初めて見たランナーが東海大の選手でした。そのときからのあこがれもあって進路はすぐに決まった。全日本大学駅伝のアンカーとして区間賞を取ることは、大学での一つの目標。家族や恩師に頑張っている姿を見せる走りをしたい」(取材=野瀬直裕・文学部3年)

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(写真)三重県立上野工業高校(現・伊賀白鳳高校)出身。175センチ57キロ