News:教育
2011年12月1日号
台湾のワークショップに初参加
世界のデザイン表現に触れる

教養学部芸術学科デザイン学課程の学生4人が、10月17日から21日まで台湾で開催された「2011ヤングデザイナーズワークショップ(YDW)」に参加した。この催しは、世界最大級のデザイン国際会議「2011 インターナショナル デザイン アライアンス コングレス」の台湾開催に先がけて実施されたもの。世界中から集まった900人もの若者が参加。テーマ別に30会場に分かれて、2つの課題に挑戦した。

東海大学チームは、首都大学東京(日本)、華梵大学(台湾)の学生とともに、「未来のトランスポーテーション」をテーマにしたワークショップに取り組んだ。参加にあたって、東海大チームは1年前から準備をスタート。デザイン学課程の丸山公顧講師(いすゞ自動車螢妊競ぅ鵐札鵐拭蕊長)の指導のもと、都市交通について現地調査したり、自動車デザインの基礎から学んだりと努力を重ねてきた。

17日の第1セッションでは、1年がかりで準備した成果を披露。2030年の横浜をモデルに、安全で快適な都市内部の交通システムと、それを実現する公共車「シティバグ(CityBug)」と「アイルムーバー(Aisle Mover)」を提案した。

デザインを通じて 相互理解を深める

続く第2セッションでは、1チーム5、6人の3大学混合チームを結成。「台湾の都市交通環境の改善提案」をテーマに、3日間のグループワークに取り組んだ。「デザイン表現への考え方の違いから、議論が白熱することが何度もあった」と三好俊介さん(2年)。しかし、作業を進めるうちに互いの意図が理解できるように。短い期間にも連帯感が生まれてきた。

小泉雅幸さん(4年)は、「初めて会う、しかも国籍が違う人たちと、主に英語で語り合いながら一つのものを作り上げたことは貴重な経験」と振り返る。三好さんは、「世界との力の差を感じた。語学や自分のスキルを磨き、張り合えるようになりたい」と話す。学生たちを引率した戸谷毅史教授は、「海外で同年代の若者の実力を肌で感じ、学生たちは刺激を受けたと思う。これをきっかけに視野を広げ、さらに意欲的に学んでほしい」と話している。

 
(写真)3日間のグループワークでは、台湾の学生らとチームを結成。情報収集や意見交換を重ねて、イメージスケッチなどを作り上げた