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2011年12月1日号
全日本女子学生剣道優勝大会
“団結力”で6年ぶり決勝進出
来季につながるルーキーの活躍

大学日本一をかけた6年ぶりの決勝戦。筑波大学との一戦は、副将まで全員が引き分ける接戦となった。大将戦は2本負けと力尽きたが、下級生も経験を積み、来季につながる準優勝となった。

9月の関東女子学生優勝大会で3位となった女子剣道部が、11月6日に愛知県春日井市で行われた第30回全日本女子学生優勝大会(5人制団体)に出場。5試合を勝ち抜き、決勝へ駒を進めた強さの秘訣は、「学年を超えた団結力」だった。今大会、ルーキーの瀬沼あかり選手(体育学部)と岡田美沙選手(同)が主力として活躍。「先輩が支えてくれたので思いきって試合に臨めた」と岡田選手は振り返る。

象徴的なのが3回戦の園田学園女子大学戦だ。地力では勝ると思われる相手に2敗し、代表戦に持ち込まれた。一本取られたら敗戦が決まる場面で、代表に指名されたのは瀬沼選手だった。驚く瀬沼選手に対し、若度智子主将(同4年)は「思いっきり戦ってほしい」との願いを込めて笑顔で送り出した。「先輩たちの応援が力になった」と見事一本勝ちを収め、全員で涙ながらに喜んだ。勢いに乗ったチームは、関東大会で敗れた国士舘大学、優勝候補の法政大学を次々と撃破し決勝進出を果たした。

「団結力は日本一」と1年生が自信を持って言える今年のチーム。瀬沼選手らルーキーをはじめ、試合を経験した選手が多く残る。大塚真由美監督(体育学部講師)は、「来年は準優勝が最低ライン。今回の結果を過信することなく、さらに一生懸命稽古に励んでほしい」と気を引き締める。頂点を目指す戦いはこれからも続く。(取材=佐藤由基・文学部3年)

 
(写真)ルーキーながら全6試合に出場し、3勝3分けと活躍した瀬沼選手(左)