News:研究
2012年1月1日号
東海大学産学連携フェア&フォーラム
97件の最先端研究を紹介

昨年12月8日に湘南校舎17号館で、「東海大学産学連携フェア2011」(主催=東海大学産官学連携センター)が開催された。大学の研究成果を社会に発信し、産学連携や技術移転につなげることが目的。東海大学総合研究機構(総研)や連合後援会の研究助成に採択されている課題を紹介する「研究フォーラム」も同時に開かれ、研究者や企業、行政の関係者ら約500人が参加した。

8回目を迎えた産学連携フェアでは、各学部の教員が取り組んでいる研究成果を紹介するポスターセッションを開催。ライフサイエンスやエネルギー、環境など8分野に過去最多となる97件が出展された。来場者からは、「興味深い研究が多くあり、参考になった。今後の共同研究などにもつなげていきたい」といった感想が聞かれた。

各ブースでは、教員や学生らが説明を担当。「幅広い分野の方に研究内容を紹介するため、分かりやすく話すことが求められる。自分自身の知識や理解が足りない部分にも気づくことができます」と話すのは、大学院工学研究科1年の石射明日香さん。工学部の落合成行准教授も、「企業の方に研究成果をPRするだけでなく、学生がプレゼンテーションの手法を学ぶ機会になっている」と語る。

当日は日本総合研究所の鈴木敏正理事による講演「中小企業におけるリスクマネジメント・事業継続計画」のほか、橋本巨副学長や経済産業省の進藤秀夫課長、企業経営者らによるパネルディスカッションも開催。大学の特徴を生かした産学連携への方策や、国際的に活躍できる人材育成について議論が交わされた。なお研究フォーラムでは、総研や連合後援会などの採択課題の成果報告が行われた。

 
(写真上)研究室で取り組んでいる課題を来場者に説明する大学院生(中央)。新しい知見を学ぶ場にもなっている