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2012年2月1日号
松前重義賞 松前重義記念基金奨励賞
学術・文化・スポーツの優れた成果を表彰

学校法人東海大学の2011年度松前重義賞授与・伝達式と松前重義記念基金奨励賞の授与式が、1月18日に東京・霞が関の東海大学校友会館で行われた。松前達郎総長はじめ、学園各教育機関の学長、校長らが多数出席。両賞合わせて552団体・個人(同日現在)の受賞が発表され、各部門の代表者に表彰状が手渡された。

松前重義賞は、学術、文化、スポーツの各部門で、建学の精神に基づく顕著な成績(業績)を収めた学園の学生、生徒、児童、園児、教職員および卒業生を顕彰するもの。各部門における研究業績や国際大会での活躍などが評価され、各賞合わせて541の団体・個人が表彰された。

授与・伝達式では松前達郎総長が「この活動が、今後もさらに学園の大きなエネルギーとなることを期待している」とあいさつ。受賞者を代表し、付属翔洋高校の高橋信由校長が、スポーツ部門の最優秀選手賞を受賞した生徒の厳しい練習の様子を紹介し、「受賞が生徒たちの将来の心の支えとなるよう、全力でサポートしたい」と話した。

学術部門では、優れた研究者の顕彰や育成のさらなる充実を目的に昨年度新たに制定された、松前重義学術賞の初代受賞者に猪子英俊教授(医学部)が選ばれた。猪子教授は授与式会場で、ヒトゲノムの解析を通して生活習慣病などの発症にかかわる遺伝子を発見した研究の経緯や、今後の展望などを紹介した。

文化部門では、オーストラリアで開かれた世界最高峰のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ( W SC)」の大会2連覇を達成したチャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームなどが最優秀団体賞を受賞。スポーツ部門では全日本学生柔道4連覇を達成した柔道部(男子)と全日本インカレで日本一となった男女のバレーボール部が表彰された。

また特別最優秀選手賞として、パリ世界柔道選手権大会(男子73キロ級)で優勝した中矢力選手(体育学部4年)、FIFA女子ワールドカップでなでしこジャパン世界一に貢献した永里優季選手(体育学部2009年度卒)が表彰された。

トップレベルの業績に各奨励賞を授与

創立者の偉業を顕彰し、その理念を継承することで学園の人材育成と諸活動の向上発展に寄与することを目的とする松前重義記念基金の各奨励賞には、スポーツ、文化の両分野から11団体・個人が選出。今年度は特別教育活動団体奨励賞特別賞としてライトパワープロジェクトのソーラーカーチームが表彰され、同チームのプロジェクトアドバイザーを務める木村英樹教授(工学部)に、特別教育活動指導者奨励賞特別賞が贈られた。また中矢選手には、学園の教職員、学生、生徒の特別教育活動を支援し、顕著な業績を収めた個人の業績をたたえる特別教育活動奨励賞も授与された。

特別教育活動 指導者奨励賞特別賞
2011WSC優勝  木村英樹教授(工学部)
東日本大震災の影響で準備が遅れたものの、メンバー一丸となってWSC2連覇を達成。大船渡や石巻など被災地に太陽光パネルも設置するなど、復興支援にも貢献できました。2013年には新型車をデビューさせる準備も進行中。日本が元気を取り戻せるように活動していきたいと思います

特別教育活動奨励賞(個人)
パリ世界柔道優勝 中矢 力選手(体育学部4年)
このような素晴らしい賞をいただくのは初めてなので、とても誇りに思います。今年はロンドンでオリンピックが開催されます。絶対に出場するという気持ちを持って、これからも日々の練習を大切にしていきたいですね。来年もまたこのように評価していただけるよう、さらに精進したいと思います。

 
(写真上)松前重義賞、松前重義記念基金奨励賞の受賞者と松前達郎総長(前列右から5人目)、学校法人東海大学の各理事
(写真下)松前義昭副理事長から表彰状を受け取る猪子教授