News:教育
2012年3月1日号
スリランカ映画の字幕を制作
【総合経営学部市民大学講座】完成した作品の上映会を開催

総合経営学部が主催する「総合経営学部市民大学講座」が、2月18日から全3回の日程で熊本校舎で開催されている。学生と教員が日ごろの研究成果を地域住民らに発表するもの。これまでにも「総合経営学部フェスタ」として、オープンキャンパスの一環で講座を開いてきたが、より多くの人に成果を伝える機会をつくりたいと、今回初めて単独で実施した。

1回目となった18日には、奥山甚一教授(学部長)とゼミ生による、「学生が字幕制作した映画の発表・上映会│スリランカ映画『八月の太陽』」を行った=2回目以降の内容は右表参照。

発展途上国の文化などを研究している奥山ゼミでは、学生が2年かけて約1時間40分の映画『八月の太陽』(2006年・TORANA社)の英語訳を日本語に翻訳。パソコンで字幕を作成した。
 
田口陽一さん(3年)は、「画面に映し出される英語を一文字残らず書き出し、辞書を使って訳していきました。映像に合わせて字幕を載せるのが難しかった。授業時間以外にも作業に没頭したので、内容もほとんど覚えてしまうほどでした」と振り返る。「現地の人はどのような家に住み、何を食べて暮らしているのか。映画なら、風習や文化の違いを自分の目で見て感じられる。学生たちには映画を通して文化理解を深めてほしかった」と指導を担当した奥山教授。

日本語訳をつけた映画は今後、販売元のTORANA社と共同で日本で販売する計画もある。学生たちは「多くの人にスリランカに興味を持ってもらうきっかけをつくりたい」と話している。

 
(写真)上映会には学生や教職員のほか、地域住民も多く集まった