News:研究
2012年3月1日号
海洋学部が環境シンポジウム
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環境シンポジウム「西尾市・幡豆(はず)郡3町合併記念事業 自然のちから・地域のたから─三河湾の恵みを学ぶ─」が2月19日、愛知県西尾市の東幡豆漁業協同組合で開催された。海洋学部が愛知県西尾市幡豆町で実施してきた研究の成果を紹介する催し。学生、教職員をはじめ、地域住民など90人が参加した。

海洋学部では、2009年度より学校法人東海大学総合研究機構のプロジェクト研究「三河湾幡豆町沿岸域における海洋生物データベース及び環境情報ネットワークの構築」として、当初は水産学科の教員が調査・研究に取り組んできた。


2年目以降は海洋文明学科、環境社会学科、航海工学科、海洋生物学科なども参加。多数の学生も現地調査や実習でたびたび訪問し、地域の環境教室のスタッフも務めるなど、活動の幅は学科や、教員と学生の垣根をこえて展開されてきた。

今回のシンポジウムは3年間の採択期間を終え、これまでの成果を地元に報告するために開かれた。当日は3部構成で開催。加藤登学部長が「本シンポを新たなスタートとして、幅広い分野で協働していきたい」と開会のあいさつを述べた。

第1部では水産学科の吉川尚講師による三河湾の藻場と干潟が育む生態系に関する研究発表のほか、第2部では海洋文明学科の学生4人が「地域のお宝発見記」と題して、民話と地域活性について発表した。第3部のパネルディスカッションでは、水産学科の石川智士准教授の司会のもと、東幡豆漁協の石川金男組合長、中京大学現代社会学部の川田牧人教授と環境社会学科の仁木将人准教授が「地域活性化と教育」をテーマに意見を交換した。

プロジェクトの設立メンバーの一人、吉川講師は、「多様な立場の人とともに大きな目標に向かって研究に取り組む貴重な機会となった。今後も連携を深めていきたい」と話している。

 
(写真)パネルディスカッションでは、地域活性化をめぐり熱心な意見交換があった