News:ひと
2012年6月1日号
福岡県学生バドミントンで優勝
競技と学業の両立を目指す
市津愛理選手(福岡短期大学国際文化学科1年)

「一度は競技から離れようと思ったのですが……。競技者としての可能性に挑戦したかった」。5月2日から5日まで、北九州市で開催された福岡県学生バドミントン選手権大会の女子シングルスで優勝した市津愛理選手。4年制大学の選手も出場する今大会で、1ゲームも落とさず勝ち上がり、決勝戦では前回大会の優勝者を破る鮮烈デビューを飾った。

それもそのはず、福岡県出身の市津選手は、高校バドミントン界の強豪・青森山田高校3年時にインターハイ団体戦で優勝した実績を持つ。小学1年生から競技を始め、中学時代にも福岡県大会で優勝。さらなるレベルアップを図るため青森へと越境入学した。青森山田高で「感謝の大切さを学んだ」と話す市津選手。競技を運営する団体や企業がどのような仕事をしているのか、という興味からスポーツマネジメントを学べる地元の福岡短大に進んだ。

「高校で完全燃焼したと思いましたが、福岡に帰って進路を考えたとき、競技にかかわりたいと思い直したんです」。福岡短大のバドミントン部は選手が少ないこともあり、隣接する付属第五高校の部活動で練習に励む。次は6月17日から23日まで開かれる九州学生バドミントン選手権大会に出場する予定だ。「将来は短大で学んだ知識を生かして、競技を運営する側や指導者として活動したいですね」。学びとスポーツを両立する市津選手の挑戦が始まった。