News:スポーツ
2012年10月1日号
ロンドンパラリンピックで活躍
【自転車】
藤田選手ロードで銅、2大会連続メダル獲得

9月9日まで開催されたロンドン2012パラリンピック競技大会の自転車競技4種目に、大学院工学研究科を2008年度に修了した藤田征樹選手(日立建機)が出場。男子個人ロードタイムトライアル(運動機能障害などC3クラス)で銅メダルを獲得した。藤田選手は大学在学時にトライアスロンを始めたが、交通事故で両足を負傷。しかしその後も義足でトライアスロンに挑戦し、08年の北京パラリンピックには自転車競技に専念して出場。今大会と同種目で銅メダル、トラック種目で2つの銀メダルを獲得した。

【男子マラソン】
競技と指導の経験生かし伴走で入賞をサポート

9月9日に行われたロンドン2012パラリンピック競技大会の男子マラソンに、体育学部の大崎栄准教授が高橋勇市選手(アイ・ティ・フロンティアRC)の伴走者として出場。同選手の7位入賞をサポートした。
 
大崎准教授は東海大学卒業で、1992年のバルセロナオリンピック陸上競技男子1万メートルに出場。02年から08年まで陸上競技部のコーチを務め、チーム初の箱根駅伝往路優勝に貢献するなどの実績を残してきた。一方の高橋選手は、04年のアテネパラリンピックで金メダルを獲得した実績を持つなど、日本を代表するランナーの一人。大崎准教授は08年に知人の紹介で高橋選手と知り合い、伴走者に就任。練習メニューの助言や国内外の大会に共に出場しながら、トレーニングを積んできた。他の2人の伴走者を加えた4人のチームで出場した今大会は、スタートから20キロ地点までを担当。高橋選手と並走しながら周囲の状況の伝達や給水を介助した。
 
大崎准教授は、「大会の出場者が心から競技を楽しんでいる姿を随所で目にし、私自身スポーツの原点を見つめ直すきっかけにもなりました。今回経験したことを、多くの人に伝える活動をしていきたい」と話している。
 

(写真)高橋選手(左から2人目)を支えた伴走者たち。大崎准教授(左端)は20キロを並走した