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2012年10月1日号
陸上インカレで東海戦士が活躍
北海道勢初の表彰台! 田渕選手が七種競技で準優勝

北海道キャンパス陸上競技部初の表彰台だ。9月9日から12日まで国立競技場などで開催された第81回日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)で、北海道キャンパス陸上競技部の田渕さくら選手(国際文化学部4年)が女子七種競技で準優勝。また、湘南校舎の勝木隼人選手(体育学部4年)が男子1万旦ナ發2連覇を達成した。

「田渕頑張れー!」。2位で迎えた最終800メートル。スタートラインに立った田渕選手は、「客席を見渡したらチームメートだけでなく湘南校舎の選手も応援してくれていて。感動と緊張で半泣きでした(笑)」。苦手の同種目を8位でまとめ、北海道学生記録を塗り替える総合5086点で順位を守った。
                

短距離、中距離、跳躍、投擲(とうてき)……2日間にわたって行われる7種目の合計得点で争う七種競技は、総合力が試されるまさに“鉄人レース”だ。田渕選手はもともと走り幅跳びが専門。インターハイ7位入賞の実績を持つが、大学入学後は思ったように記録が伸びなかった。「今年に入ってからは5メートル60台と、中学時代の記録しか跳べなくて……大学最後の年にこのままではダメだと思った」。今年7月に七種競技への転向を決意した。
 

広川龍太郎監督(国際文化学部准教授)は、「昨秋、試しに出場した北海道学生選手権の七種競技で3位になるなど、素質は十分。走り幅跳びでは殻を破れずにいたこともあり、いろいろな種目に挑戦するのはいいことだと思った」と言う。「死ぬ気で練習した」というインカレまでの約2カ月。同部の指導陣やチームメートはもちろん、卒業生や広川監督の知人ら、各種目の第一線で活躍してきた選手たちから指導を受けた。小樽市の実家から2時間かけて札幌校舎に通っているため、朝は早く夜も遅い。それでも、「家に帰って家族と話すことがいい気分転換になりました。母がいつもお弁当を作ってくれたりと、家族の支えは大きかった」。

8月の記録会で参加標準記録を突破し、迎えたインカレ。初日を首位で折り返すと、2日目の走り幅跳びでは自己ベストの6メートル06をマークした。客席で見守った母・真子さんは、「記録が落ち続けてもう嫌だと言ったこともありました。6メートルを跳べるなんて、多くの方が娘に力を貸してくれたおかげです」と喜んだ。「インカレの表彰台はいつも客席で見ていた憧れの場所。夢のようです」と田渕選手。4度目の公式戦で手にした銀メダルに笑顔があふれた。

(写真上から=北海道インカレで4連覇した得意の100メートルハードルは3位、走り高跳び5位、走り幅跳びでは出場選手中、唯一の6メートル台を記録した田淵選手)

1万メートル競歩、勝木選手がV2達成

「周囲から連覇を期待されて臨んだ大会。レースを引っ張らないといけないと思っていた」。昨年のインカレ男子1万旦ナ發能虱ゾ,靴疹〔攸手。「2千メートル付近で後続の選手がつらそうだったのでいけると思った」と話し、40分57秒05で連覇を達成した。なお同大会では、女子砲丸投げの佐賀衣里子選手(体育学部1年)が準優勝、男子200メートルの田嶋和也選手(同4年)と、走り高跳びの元吉雄基選手(同2年)、走り幅跳びの皆川澄人選手(同4年)が4位に入賞した。