News:研究
2012年12月1日号
工学部が最新の研究や復興支援を紹介
震災、防災を再考する

一般公開シンポジウム「東日本大震災からの復興と大震災への備え」が、11月17日に湘南校舎で開催された。工学部と大学院工学研究科、大学院総合理工学研究科が共催したもの。地震に関する最新の研究成果やこれまで展開してきた復興支援活動を紹介し、震災対策や防災について考える機会にしようと昨年に続いて実施された。雨の中、学生や教職員、地域住民ら111人が参加。当日は、「大震災による被害実態」「大震災からの復興」「大震災への備え」の3部構成で同学部の教員、大学院生、卒業生9人が講演した。

チャレンジセンター「3.11生活復興プロジェクト」のリーダーを務めた下田奈祐(だいすけ)さん(大学院工学研究科1年)は、応急建築物「どんぐりハウス」をテーマに講演。「どんぐりハウスは、入手が比較的容易な間伐材を使用するなど工夫をしました。活動を通じて知ったのは、継続的な復興支援活動の重要性。震災の爪痕は大きい。大学で学んだ知識を生かし、取り組みを続けます」と話した。

運営を担当した山本吉道教授は、「大震災の教訓を忘れないためにも、このような催しを定期的に開いていきたい」と語った。参加者からは、「さまざまな分野の専門的な話を一度に聞くことができ、とても参考になりました」といった声が聞かれた。

 
(写真)どんぐりハウス」のノウハウを紹介する下田さん