Column:Interview
2012年12月1日号
日中学生交流フォーラムに参加

中国の学生と白熱討論
視野を広げ交流深める

酒巻純一さん(政治経済学部1年)


日本から東海大学と学習院大学、中国から北京大学と清華大学の学生が参加した「日中国交回復40周年記念日中学生交流フォーラム2012」。8月の日本開催に続き、11月1日から5日まで北京で開催された。東海大からの参加者の一人、酒巻純一さんは、13歳まで中国で育った。「人前で話すのが苦手。それを克服して、自分の意見をはっきり伝えられる力を身につけたい」と話す。各大学から国際問題に高い関心を持つ15人ずつの学生が、混成で「経営」「理工学「教育・公衆衛生・環境」の3分科会を構成。それぞれ「21世紀のアジア人」「環境をめぐるサイエンスの役割」など独自のテーマに沿って英語と中国語を駆使し、意見を交換した。

酒巻さんは経営分科会の一員として、「日中共通の市場発展の可能性」のテーマに挑んだ。「前回は中国の学生の英語力と勉強量の多さに圧倒されてしまった。その反省から5分間の持ち時間で意見が伝えられるよう、皆でプレゼンの練習を繰り返しました」。今回は日程の都合上、討論は11月2日の午前中に清華大学、午後に北京大学という慌ただしいものになった。それでも「自分も仲間も、意見をはっきり伝えることができた」と大きな成果を感じている。
 
日中両国の緊張が高まる中で開催された今回のフォーラム。「現地に向かう前は報道などで中国人に違和感のようなものを感じていた」というが、実際に中国の学生と話したことで氷解した。「お互いに視野を広げてよい刺激を与え合いながら、もっと交流を深めていくことが大事だと思います」