News:教育
2012年12月1日号
【静岡】新聞紙のファッションショー!?
力を合わせてイベント開催

授業で学んだ成果を生かしてオリジナルイベントを開こう――。短期大学部経営情報学科の学生7人が、「第48回柚木りんどう祭」期間中の11月3日に一風変わった「ファッションショー」を開催した。学生たちが新聞紙で作った、ウエディングドレスやスポーツをテーマにしたチアガールの衣装などを披露するものだ。力作を目にした来場者や学生からは、「すごい。新聞紙でよく作ったね」といった声が聞かれていた。

この催しは、同学科2年生対象の授業「広告技法」(担当=平野雅彦講師)の受講生有志が企画。7月末から準備してきた。メンバーたちは、「新聞紙を使ったショーで、メディアとのかかわり方を考えるきっかけにしよう」と、現代を反映するテーマとしてウエディングと技術、サッカー、スポーツの4つを設定。テーマごとに分担して関連する過去の新聞を切り抜き、衣装を制作した。

メンバーの一人、落合彩乃さんは「運営方法や作り方はネットに載っているだろうと、気楽に始めた」と振り返る。ところが実際に調べると、そんなサイトはなく、「正直焦りました。でも仲間と取り組めるチャンスを無駄にしたくなかった。平野先生とも相談しながら何度も話し合い、当日の段取りや衣装作りを進めていきました」。ショーが終わった後、友人たちと「無事に終わったなんて奇跡みたい」と抱き合っていた落合さん。「新聞を読み返すことで、私たち自身がメディアとのかかわり方を考え直すきっかけにもなった。せっかく積んだ経験を卒業後にも生かしていきたい」と話していた。

 
(写真)学生たちは、「ゼロから作り上げたことで、ものづくりの難しさや完成したときの達成感も経験できた」と話している