News:教育
2013年1月1日号
芸術学科3課程がイベントを開催
専門を生かして感性を高め合う

教養学部芸術学科の3課程(音楽学課程、美術学課程、デザイン学課程)が連携したイベント「東海大学アート&デザインフェスタ」が、昨年11月24、25日に湘南校舎で開催された。環境芸術の社会的役割を研究する環境芸術学会の第13回大会が同校舎で開催されることに合わせ、学科の魅力を学内外に広くアピールしようと企画・実施したもの。デザイン学課程の池村明生教授を中心に、教員や学生有志・大学院生が約半年間かけて準備。会場設営やイベント運営、PR活動のほか、作品制作や演出などでも活躍した。

イベントでは、学会大会のテーマ「芸術・教育・社会」に連動し、4つの会場でコンサートや作品展示など、多彩なプログラムが展開された。芸術資料館で行われた「デッサンホールdeコンサート」では、授業で使う彫像を活用し、照明にも工夫を凝らした芸術的な空間を美術学課程の学生が演出。音楽学課程の学生が奏でるヴィオラ・ダ・ガンバや筝の調べと融合する、印象的なコンサートをつくり上げた。

また、10号館と13号館の吹き抜け広場を使った「ひらつかサウンドアートスケープ」では、音楽学課程とデザイン学課程の学生が協力。平塚市の「自然」「歴史」などを表現したサウンドオブジェと、そこから発せられる音をリアルタイムで集め、編集したサウンドを使ったインスタレーション作品を披露した。制作に携わったデザイン学課程の平尾卓也さん(2年)は、「音楽学課程の学生との共同制作は刺激的でした。視覚的要素が中心のデザインに音が加わることで、作品の世界観が広がった。今後も音を取り入れた作品に取り組んでみたい」と意欲を見せていた。

 
(写真上)デッサンホールでの「箏コンサート」では荘厳な雰囲気の中、音楽学課程の学生が「春の海」など5曲を披露。学会に参加した研究者や地域住民らが、その調べに聴き入っていた
(写真下)竹やビンなどを使った「ひらつかサウンドアートスケープ」