News:研究
2013年2月1日号
企業の課題に学生が提言
2チームが最優秀賞に

「第9回神奈川産学チャレンジプログラム」の表彰式が、昨年12月20日に神奈川県民ホールで行われた。学生を対象とした産学連携による人材育成の取り組みで、学生たちが企業から提示された経営課題について研究し、レポートを提出する課題解決型研究コンペ。県内の18大学から247チームの応募があり、審査の結果、東海大学から最優秀賞と優秀賞に2チームずつが選ばれた。

(株)田中家の「料亭田中家が2013年度に創業150周年を迎えるにあたり最適なPR(広報)事業」で最優秀賞を受賞したのは、文学部広報メディア学科のチーム。150年の歴史を誇る田中家のパワースポット化、お客さんに未来の自分に向けた手紙を書いてもらうタイムレターの導入を提案した。「恋人同士で、結納で、家族で訪れ、そしてまた子どもが成長して利用する。タイムレターをきっかけに、継続的な顧客の獲得につなげようと考えた」とリーダーの小野篤司さん(3年)。女性誌などへのプレスリリース案も作成し、料亭田中家からも「さっそく実施したい」と好評価を得た。

教養学部国際学科のチームは、(株)横浜銀行の「環境に配慮した金融商品の提言」で最優秀賞に選ばれた。通勤時にかかる自動車の排気ガス削減を目的に、公共交通機関の利用を促すクレジットカード「Eco Link Card」を提案。「この1枚で横浜と環境をつなぐ」がテーマで、定期券の購入時に金額に応じたポイントが横浜市で活動する環境団体に寄付されるほか、商品購入時に貯まったポイントをエコ商品と交換できるというアイデアだ。リーダーの湯浅恵介さん(3年)は、「毎日夜遅くまで悩み、ときに笑い合いながら完成させたレポートで最優秀賞をいただき、素晴らしい思い出の一つになりました」と語った。