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2013年4月1日号
【スキー全日本インカレ】男子総合でV2
思いを力に“強さ”を証明

勢いだけじゃない“強さ”を証明した─。札幌校舎で活動するスキー部が2月20日から25日まで、岩手県・安比高原スキー場、田山スキー場で行われた全日本学生選手権大会(インカレ)に出場。男子が総合連覇を果たし、女子は総合3位に入った。男女合わせて13種目中7種目での優勝は大会史上初の快挙だ。 ※学年は当時

総合得点で2位早稲田大をわずかにリードして迎えた最終日。大会のフィナーレを飾るクロスカントリーリレーの最中、相原博之監督(国際文化学部教授)は「大会史に残るレースになる」と選手たちに声をかけた。
 
レース前、向宏大主将(国際文化学部4年)は森敏ノルディック担当監督(国際文化学部講師)ら周囲から、「学生最後の大会なんだから」と出場を促されていたが、自らは出場を辞退。個人種目で結果を残せなかった石川潤選手(国際文化学部1年)をメンバーに推した。「個人種目では、スキー板の調整が雪のコンディションに合わなかったという事情もあった。石川から、やってやるぞという気持ちも伝わってきた」
 
その期待に応え、2走に入った石川選手は順位を8位から2位まで押し上げる。アンカーの宇田崇二選手(同2年)も個人で30キロフリーを制した勢いそのままに力走。同種目で創部以来史上初の3位に入り、総合での連覇を決めた。
 
今大会は、小林潤志郎選手(同3年)のスペシャルジャンプ3連覇をはじめ、ルーキーの成田秀将選手(同1年)が大回転と回転で2冠を達成。全種目でポイントを挙げた。相原監督は「試合に出ていない選手も、見えないところでサポートしてくれた」と振り返る。全員の思いが力となり、その強さを歴史に刻んだ。

女子は総合3位に入賞、高いレベルで競い合う

女子は前回大会同様にアルペン陣がチームを引っ張った。大回転では、昨年は12位に沈んだ蓮見小奈津選手(同2年)が見事優勝し、雪辱を果たした。回転でも2位に入った蓮見選手は、「競い合える仲間がチームにいることに感謝している」と話す。
 
その回転を制したのは岡本乃絵選手(同3年)。大回転でも3位とポイントを挙げ、上位入賞に貢献した。アルペンの女子は、出場した5人全員が過去にインカレでの入賞経験を持つ。「互いに高め合って、いつかインカレ上位を東海大で独占したい」。そんな青写真を描いている。(取材=金堂智大・文学部4年)

個人大会でも活躍、成田、宇田選手がV
FISファーイーストカップジャパンシリーズ雫石大会(2月27日)のスーパー大回転で成田選手が優勝。同志賀高原カップ(3月3日)の大回転で蓮見選手が3位に入賞した。クロスカントリーでは宮様大会国際競技会(3月1日)の10キロクラシカルで宇田選手が優勝。15キロフリーでは向選手が準優勝した。また、北海道東海大学卒業の湯浅直樹選手がワールドカップ第10戦(3月10日・スロベニア)の回転で8位に入賞している。

 
(写真上)男子30キロフリーで大会初優勝を果たした宇田選手は、クロスカントリーチームのエースとして、最終日のリレーでも活躍。総合2連覇を決定づける3位入賞を果たした
(写真下)蓮見選手は悪天候の中、女子大回転を制した