News:総合
2013年4月1日号
教育のグローバル化を目指す
教員対象の短期研修を初開催

グローバル化に対応した質の高い教育を展開する―。東海大学の教員を対象にした「大学教育グローバル化短期集中教員研修」が2月25日から3月8日にわたり、湘南校舎で初めて実施された。教育環境の国際化に向けた取り組みの一環として、国際戦略本部と教育支援センターが中心となって企画したもの。2月25日から3月1日までと、3月4日から8日までの2回のプログラムに計46人が参加した。 ※肩書などは当時

東海大学では近年、英語で日本文化を学ぶ科目を開講するほか、大学院工学研究科で英語での開講科目のみで修了できる制度を導入するなど、国際化への対応を強化している。今回の研修は、さらなる授業の質向上を目指したもの。国際戦略本部の山田清志本部長は「真の意味で教育を国際化するためには、英語で授業をするだけでなく、常に高いレベルのプログラムを開発することが重要。教員の研修はその土台として欠かせないと考えた」と語る。
 
講師には、オーストラリア・クイーンズランド大学からビッキー・ボス氏を招聘。英語での授業遂行能力の向上を目指して、同大学が世界各国で行っている研修プログラム「専門講義と英語学習の融合」に従って講義や実習を行った。参加者は、5日間にわたって効果的な授業の進め方や話し方について研修。講義とディスカッションを組み合わせて行う「経験学習サイクル」という手法などを学んだ。参加者からは、「教育について理論的に学ぶとともに、計画的な授業の組み立て方や学生のやる気を喚起する方法などを実践的に身につけることができた。新年度から受け持つ授業でも、さっそく生かしていきたい」といった感想が聞かれた。

 
(写真)研修では、参加者自身も「経験学習プログラム」を体験。ボス氏が用意した教材で、効果的な授業の進め方などを学んだ