News:教育
2013年4月1日号
熊本でマイコンカーラリー大会初開催
イベント通じて地域に貢献

イベントの開催を通して地域に貢献し、自らの学びも深めたい―。チャレンジセンター「先端技術コミュニティACOT」と産業工学部が、「第1回東海大学 CHALLENGE CUP 2013 マイコンカーラリー熊本大会」を3月3日、熊本校舎で初開催した。 ※学年、肩書は当時

マイコンカーラリー(MCR)とは、独自に製作・プログラミングしたマシンを、規定のコースに走らせてタイムを競うもの。「熊本はMCRのレベルが高く、全国で活躍する高校生も多い。一方で、県内の大会が少ないという事情もあるため、気軽に参加できるレースを増やして、工学の面白さを伝える機会をつくりたかった」と中嶋卓雄学長補佐(産業工学部教授)は話す。

大会開催にあたっては、同学部の教員らとともに、ロボットやソフトウエアの先端技術を学び、地域連携活動に取り組むACOTが参加者募集や運営に携わった。メンバーはレース参加マシンの製作に取り組む一方、審判員を務めるためにルールを勉強。トラックを手配して、組み立てると全長50メートルにもなるコースを2号館4階の大教室に運び入れるなど、裏方の仕事も全うした。

連携の大切さを運営を通じ再認識

当日は、熊本県や福岡県の高校1、2年生44人が「高校生新人の部」に、社会人や大学生ら19人が「一般の部」に出場。学生ら約100人が詰めかけた。参加者は1秒を争うレースの合間も、マシンをコースの状態に合わせて調整し、スピードアップを図った。

レースは、「高校生新人の部」で原友博さん(福岡工業高校1年)が、「一般の部」で徳永弦久さんがそれぞれ優勝。原さんは、「きわどい勝負が続き、手に汗を握りました。社会人の皆さんとふれあう貴重な機会で、セッティング方法なども参考になりました」と語る。ACOTの板橋大さん(産業工学部3年)は、「コースの運び入れやレースの記録チェックなどを通じて、チームワークの大切さを学べました」と話している。

 
(写真上)全長50メートルのコースを、12秒ほどでマシンが走り抜けた
(写真下)レースの合間にもマシンの調整に励む