News:学生
2013年4月1日号
小田原市にバンガローを建設
【3.11生活復興支援プロジェクト】
どんぐりハウスのノウハウを広めたい

東日本大震災の被災地支援活動で培ったノウハウを生かし、災害発生時に役立つ施設を作る―。チャレンジセンター「3・11 生活復興支援プロジェクト」のどんぐりハウスチームが3月、小田原市内の森林公園「いこいの森」に応急建築物「どんぐりハウス」の実物モデルを建設した。

工学部建築学科の学生を中心とした同チームではこれまで、岩手県大船渡市や宮城県石巻市に、独自に開発した「ウッドブロック構法」などを用いて設計したどんぐりハウスを建設してきた。小田原市では災害発生時の仮設住宅などの開発を目的に、いこいの森内に地元産の木材を使った5棟のバンガローを建設する「よせぎの家プロジェクト」を展開。今回の取り組みはその一環として市からの要請を受けたものだ。

学生たちは、これまでのどんぐりハウスのデザインをプロジェクト用に変更。昨年8月から神奈川県立小田原城北工業高校建設クラブの生徒らと協力し、木材の加工など準備を開始していた。建設に際しては、3月4日からメンバー約20人が交代で現地に入り、作業を進めてきた。チームリーダーの石川雄斗さん(工学部4年※当時)は、「バンガローとして多目的に使われる中で、より多くの人たちに私たちの取り組みやどんぐりハウスのノウハウを知ってもらえると期待しています。今後も積極的に情報を発信し、復興支援に役立てていきたい」と話している。

 
(写真上)今回建設されたどんぐりハウスは10平方辰判祥茲糧省程度の大きさで、小田原産のスギやヒノキが使われた。キャンプ場の宿泊施設のほか、防災啓蒙イ防災啓蒙イベントなどでの活用が検討されている
(写真下)メンバー約20人が交代で現地に入り、連日作業に取り組んだ