Column:Interview
2013年5月1日号
新学長インタビュー
長所を生かした教育で夢の実現を後押し
東海大学福岡短期大学 神山高行学長

大学全入時代を迎え、少子化の影響もあって短期大学を志望する学生は、この20年で3分の1ほどに減少しました。厳しい状況ではありますが、これは福岡短期大学の長所を見直し、教育の充実を図るチャンスと捉えています。
 
福岡短大には国際文化学科と情報処理学科があります。キャンパスのある福岡県は、古くから中国や韓国など、東アジアの国々との交流が盛んな地域です。国際言語である英語はもとより、ビジネスや観光、文化交流で需要の高まる中国語、韓国語を学ぶには、絶好のロケーションです。さらに九州は、観光やスポーツの盛んな地でもあります。国際文化学科では、英語・中国語・韓国語の3つの言語を核として学びながら、レジャー・観光産業で活躍する人材やスポーツを支え、プロデュースする人材の育成を目指しています。
 
一方、福岡短大には快適なLAN環境や、豊富な情報機材もそろっています。情報処理学科では、CG・アニメーションやWebデザインのプロフェッショナルな教授陣による、実践的なスキルが身につくプロジェクト学修も行っています。しかし、専門分野の学びだけにとどまってはいけません。学園の創立者・松前重義博士の文理融合の思想のもと、両学科ともに専門から教養まで幅広い分野を学び、バランスのとれた考え方を養ってもらいたいと願っています。

また短大は、他の高等教育機関に比べて進路選択の幅が広いという利点もあります。さらなる学びを求め4年制大学への編入や、身につけた技能を生かした就職、海外への留学も選択できます。福岡短大には、このように多くの魅力があります。その中でも特徴的なのは、学生と教職員の距離感が近いことです。学生一人ひとりと向き合い、個別にきめ細かい指導をすることで、小さな声にも耳を傾け、夢の実現を強く後押ししていきます。

 
かみやま・たかゆき 1961年神奈川県生まれ。東海大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位取得満期退学。文学修士。大学非常勤講師を経て93年より東海大学福岡短期大学に奉職。