News:総合
2011年1月1日号
東海大学産学連携フェア&研究フォーラム
過去最多83件の研究シーズを紹介


「東海大学産学連携フェア2010」(主催=東海大学産官学連携センター)が、昨年12月8日に湘南校舎17号館で開催された。東海大学の研究成果を広く社会に発信することで産学連携や技術移転を一層促進させることなどを目的とした催し。学内の研究者や企業、行政の関係者ら約350人が参加した。

今回の産学連携フェアは、首都圏産業活性化協会との共催で、神奈川県内外の行政や金融機関など21団体の協賛を受けて開かれた。また今回は、東海大学総合研究機構(総研)の採択プロジェクトを紹介する「研究フォーラム」と初めて同時に開催された。「これまで別々の時期に実施してきた催しを同時開催することで、東海大学の特徴的な研究をより積極的に社会へアピールすることを目指しました」と研究支援・知的財産本部の石丸明弘本部室長は語る。

会場のネクサスホールでは、各学部の研究シーズや総研の採択プロジェクトを紹介するポスターセッションが行われた。出展された研究成果は、ライフサイエンス、情報技術、環境、エネルギーなど7分野83件で過去最大規模に。来場者からは「経営戦略のヒントを得る良い機会。多くの先生方と知り合い、今後につなげたい」といった声が聞かれた。

このポスターセッションには、学生も説明員などとして参加。工学部の槌谷和義准教授は、「さまざまな職種の人に研究成果を説明することで、学生の成長にもつながる」とその意義を語る。説明を担当した赤川侑也さん(大学院工学研究科1年)も、「プレゼンテーション能力を磨けた」と話す。

当日は、安全保障貿易情報センターの後藤政志氏による基調講演「国際取引・研究教育の国際化と安全保障貿易」や、パネルディスカッション「企業と学生のコラボレーションによる産学連携の魅力」も実施された。なお研究フォーラムでは、12件の総研採択プロジェクトの成果が発表された。

 
(写真上)ポスターセッションで研究成果について熱心に意見を交換する学生と来場者
(写真下〉成果発表会では多彩な取り組みが報告された