News:学園
2013年6月1日号
福岡地区の幼・高・短が連携
“元気なキャンパス”をつくる

福岡短期大学と付属第五高校、付属自由ケ丘幼稚園、学校法人東海大学の関係部署で組織されている「福岡地区教育機関連絡協議会」が、活動を本格スタートさせた。4月には各教育機関のつながりをアピールするロゴマークとキャッチコピーを公募で策定。5月18日に福岡東海キャンパス講座「学びの駅TOKAI」を初開催した。


協議会は昨年12月21日に発足。福岡地区にある学園の教育機関が交流を深め、連携した活動を通じて、短大、高校、幼稚園が隣接するキャンパスの活性化や地域への情報発信につなげることを目的としている。

学校法人東海大学高等教育部の橋本敏明部長と初等中等教育部の杉一郎部長をはじめ、各教育機関の教職員で構成。「教育連携」「施設共同利用」「交流イベント」「キャンパス広報」の4プロジェクトに分かれて活動を展開していく。「一貫教育体制を生かして、地域での存在価値を高めたい」と連携実施本部長で福岡短大の神山高行学長は話す。「縦割りではなく横に連携して各プロジェクトを進めたい」と意欲的だ。

ロゴマークは、第五高1年の佐々木貴房さんの作品=右イラスト=が選ばれ、キャッチコピーは自由ケ丘幼の坂田由香里教諭による『「夢」ひろがる 「未来」ときめく 福岡東海キャンパス』が選ばれた。今後、同キャンパスのイベントや広報で活用される。ほかにも第五高生が福岡短大の授業を受講する「東海キャリアチャレンジ」の実施や3機関の共通ホームページを開設。キャンパスの来訪者の利便性向上のための案内板設置なども計画されている。

「幼高短が一体となって元気なキャンパスをつくりたい。園児、生徒、学生が交流する機会にもできれば」と第五高の武富正治校長。自由ケ丘幼の中村武徳園長は、「福岡ならではのカラーをつくり、学園の他地域に対するモデルにしていきたい」と話している。

地域のニーズに応え、毎月1回講座を開講

5月18日に福岡短大で開かれた第1回福岡東海キャンパス講座「学びの駅TOKAI」では、「頭が良くなる食生活」をテーマに東海大学農学部の片野學教授が講演。地域住民ら約35人が参加した。片野教授は脳細胞を活性化するには生体エネルギーである「アデノシン3リン酸」(ATP)を大量に脳へと供給する必要があると語り、「ATPを脳に送るには食事の際によくかむことが大切。またかむことで唾液が出て、食物に含まれる発がん性物質を抑える効果もある」と力説した。事務局では、「今後も毎月1回、地域の要望を踏まえたテーマで講座を開講していきたい」としている。

 
(写真)農学部の片野教授が「頭が良くなる食生活」をテーマに熱弁をふるった