特集:東海大生200人に聞きました
2013年7月1日号
「早起きは三文の徳」と言うけれど……
やっぱり夜ふかしはやめられない !?

一日のスタートとなる朝。この時間を充実させれば、もっと心豊かな生活を送れるはず。ちょっと早起きをして勉強や趣味の時間にあてる――そんな「朝活」に憧れていても、現実は「今朝も朝寝坊をして慌てて家を出た」なんて人も多いはず。さて、あなたは「朝型」? それとも「夜型」?東海大生200人にその実態を聞いた。 (構成・編集部)


「『朝型』『夜型』のどちらですか?」と聞いたところ、「朝型」と答えた人はわずか14%。「どちらかといえば朝型」と合わせても24%にしかならなかった。一方、「夜型」「どちらかといえば夜型」と答えた人は合わせて68%。全体の約7割が「朝と夜ならば、どちらかといえば夜が強い」という結果になった。

ちなみに、「夜の時間にやっていること」(複数回答可)で多かったのは、「パソコンやインターネット」83人、「趣味」70人、「友達付き合い」50人、「授業の予習・復習」47人など。「友達と電話をしていたら、朝になってしまった」(基盤工学部1年・女子)、「夜だけが自分の自由な時間」(生物学部2年・男子)という人もいる。

とはいえ、多くの学生は「できるものなら朝型になりたい」と思っているようだ。アンケートに協力してもらった200人全員に「『朝型』と『夜型』どちらが望ましいと思いますか?」と質問したところ、約8割が「朝型」と回答。「夜型」「どちらかといえば夜型」と答えた人も、「夜型から朝型に変えようと思いますか?」という質問に、「思わない」とはっきりとした意思を示したのは26%。「思う」29%、「変えたいと思うが無理だと思う」45%と、約7割は朝型に魅力を感じている。

この結果から「早起きは三文の徳――とは思うけれど、やっぱり夜ふかしはやめられない」と揺れる大学生の心が透けて見える。

「朝型」と「夜型」それぞれの主張
●朝型●
▽ひらめき率が高いのが、午前10〜11時だといわれているから(生物学部2年・女子)
▽朝からすっきりと目覚めることで健康的な生活が送れる(健康科学部3年・男子)
▽社会人になったら強制的に朝型になるので、学生のうちから朝型のほうがいいと思う(文学部4年・男子)
▽早朝の空気を吸うのもなかなか乙(教養学部3年・男子)
▽朝から用事があると、1日が有意義だったように感じる(農学部4年・男子)
▽朝型にしたら成績が上がった(海洋学部1年・男子)

●夜型●
▽夜のほうが何事もひらめくことが多い。頭が創造的になっている気がする(工学部4年・男子)
▽やることを片づけてからでないと不安で眠れない。すっきりしてから寝たい(情報通信学部4年・女子)
▽夜のほうが楽しい!(理学部3年・男子)

●どちらでもない●
▽夜勤などの仕事についている人は、夜型の生活を送る必要があるように、生活の中心は人それぞれ。朝型と夜型、どちらが望ましいというものではない(文学部4年・男子)
▽毎日一定のリズムで生活するのなら、どちらでもいいと思う(文学部4年・女子)

学生たちの声から
【朝型の失敗談&体験談】
▽朝早く起きる習慣のせいで、授業のない日にも早く起きてしまう(海洋学部2年・男子)
▽私の周りはどちらかといえば夜型の友達が多いので、夜遅くに遊ぶときは私一人あくびの連発をしたことがある(農学部3年・女子)
▽私は朝型なので、帰りが遅くなったときに3回も電車で寝過ごしてしまい、終電を逃したことがある(文学部4年・女子)
▽自主朝学習を行い、よい成績が取れた(理学部3年・男子)
▽朝型にしたら、悩みごとが雲散霧消した(理学部2年・男子)

【夜型の失敗談&体験談】
▽夜遅くまで起きていたことで、次の日の授業内容が全く頭に入ってこないことがあった(情報通信学部4年・男子)
▽朝起きられず、出かける10分前に起きたことがある。スーツを着なくてはいけなかったので、普段より時間がかかり大変だった(教養学部4年・女子)
▽テスト前日に夜遅くまで勉強し、少し寝てから登校しようと思って睡眠をとったら朝起きられず、試験ギリギリの時間になってしまった(健康科学部2年・女子)
▽大事な日に起きられないことがある(国際文化学部1年・女子)
▽早寝早起きができないので、早朝から用事があるときは徹夜する(海洋学部4年・男子)
▽普段は夜型なので、部活の合宿のときに苦労している(政治経済学部4年・男子)
▽長期休暇中に夜型になってしまい、新学期になっても朝型に戻すことができず、生活リズムが狂ってしまった(文学部3年・男子)
▽朝起きられなくて遅刻することが多い(体育学部3年・女子)
▽2日に1回以上のペースで寝坊する。休日の6時に起きて空が暗いと思ったら、夕方6時だった(工学部1年・男子)
▽夜型だと朝からのテストがきつい(医学部2年・女子)
▽夜遅くまでテレビを見ていて、翌朝、学校に行けなかった(法学部2年・男子)



朝型生活で一日を有効活用
松吉祐子さん(情報通信学部4年)


高校時代は部活の朝練に参加するため、午前5時30分過ぎには家を出る―。そんな正真正銘の朝型生活を送っていましたが、大学に入ってからは少しずつ夜型に。でも、試験勉強などで寝るのが遅くなると朝起きるのがつらい。しかも頭がぼんやりして、「なんだか体調が悪いな」と感じる日が増えてしまいました。そのため、自分で生活リズムをつくらなければと思い直し、最近は深夜0時ぐらいに就寝、遅くても午前7時には起床することを心がけています。

それでも週3日ぐらいは、起きられなくて午前9時過ぎになってしまうことも……。私の場合、夜ふかしをして起きられないというよりも、2度寝をしてしまうパターンが多いかな。寝るのが大好きなんです(笑)。朝型が望ましいとは思うのですが、現実はなかなか厳しいですね。

朝型の一番のメリットは、時間を有効に使えるところ。私は就職のための試験勉強の時間にあてています。もちろん夜も勉強しますが、「夜プラス朝」のダブルで勉強時間が取れるのが魅力。夜は周りが静かで勉強しやすいという人もいますが、朝型のほうが集中力が高まるし、健康も維持できる。総合的に考えたら、やっぱり朝型がいいと思います。