News:総合
2011年1月1日号
長野県茅野市・石川県能登町と協定締結
観光やスポーツなど幅広い分野で協力

長野県茅野市と東海大学が昨年12月7日、「包括的な提携に関する協定」を締結。同市役所で行われた締結式で、柳平千代一市長と睫酘麩些慊垢協定書に署名した。市内にある付属第三高校との長年にわたる交流を縁に、地域の活性化に力を入れている茅野市からの申し入れを受けて実現したもの。今後は、観光や環境、スポーツの各分野を主な柱にした幅広い分野で協力していく。

具体的な取り組みとしては、アスリートの高地トレーニングで実績のある東海大学スポーツ医科学研究所の研究者が、2009年7月に蓼科高原(白樺湖)や車山高原を視察し、トレーニングや市民の健康づくりの場としての活用を検討。このほか、観光分野へのアドバイスを観光学部に求められているほか、福祉面では医学部・健康科学部などとの連携にも期待が寄せられている。

日本海の海洋調査や理科教育などを展開

昨年12月17日、石川県能登町と東海大学による「包括的な提携に関する協定」の締結式が同町役場で行われ、持木一茂町長と出席した田中康夫副学長が協定書に署名した。交流の輪を広げることで、地域活性化を目指したいと考える能登町からの申し入れを受けて実現したもの。

能登町がある能登半島は、海洋分野の調査・研究対象としての日本海に魅力があるだけでなく、ロシア・中国・韓国の大学との連携を視野に入れた多彩な活動も考えられる。また、この地域特有の里山・里海は教育の実践の場としての活用も期待される。これらを踏まえ、昨年9月から現地調査や話し合いを重ね、協定締結が実現した。

今後は海洋学部を中心に日本海の海洋調査・開発を模索するほか、地元の中高生を対象にした理科教育などを展開することで教育連携を深めていく。具体的な取り組みについては来年度以降、町民有志らによる能登町地域活性化推進協議会と大学関係者らによる話し合いを通じて検討する。