News:研究
2011年1月1日号
「はやぶさ」の偉業をサポート
大臣らから東海大に感謝状

小惑星探査衛星「はやぶさ」の功労者に対する感謝状贈呈式が昨年12月2日に港区の内閣府で行われ、東海大学からは松前義昭副学長(工学部長)が出席。睫攀遡席孤科学大臣と海江田万里宇宙開発担当大臣から感謝状が贈呈された。



今回の感謝状贈呈は、「はやぶさ」が昨年6月に小惑星由来の物質を地球に持ち帰るという世界初の快挙を成し遂げたことを受けて行われたもの。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」プロジェクトチームと、サポートチームとして参加した20の大学・研究機関と企業など計118団体が表彰された。

東海大は2002年からサポートチームに参画。十亀昭人准教授(工学部)の研究室が中心となって機器の開発などを行ってきた。具体的には、十亀准教授が「はやぶさ」に搭載されたカメラの中心部と周辺域の明るさの誤差を測定するテスト用機器を開発。「はやぶさ」にカメラを固定した状態での誤差の正確な計測に成功し、コンピュータを使った修正を可能にした。さらに、当時研究室で学んでいた学生らがプロジェクトの活動を紹介するホームページを制作。「はやぶさ」の3DモデルをCGで作り、プロジェクトの活躍を広くアピールした。

また、工学部の齋藤潤研究員が05年から07年まで招聘研究員としてプロジェクトに参画。カメラの運用を担当するAMICAチームのリーダーとして、世界で初めて小惑星「イトカワ」の詳細な画像の撮影を成功させている。今回の表彰を受けて十亀准教授は、「すべての関係者が使命感を持って協力したことでこのプロジェクトが成功したのだと考えています。これからも大きな夢を持って、学生たちとともに宇宙開発の一翼を担っていきたい」と語っている。

 
(写真上)相模原市にあるJAXAで作業をする十亀准教授
(写真下)感謝状を手にする齋藤研究員(左)と十亀准教授