News:総合
2013年10月1日号
授業改善に向けた取り組みを議論
一貫教育を考える講演も実施

東海大学教育研究所が9月12日、湘南校舎で「第18回東海大学授業研究会」を開催した。各学部学科や研究機関などの教員が日々の授業での取り組みについて発表し、質の高い授業づくりにつなげることを目的に毎年行っているもの。
 
「授業改善の個人的取り組みと組織的取り組み」を中心テーマに、各校舎の教養教育センターや学部学科の教員ら延べ22人が12件の取り組みを発表。化学や英語など基礎科目での授業内容の概要、最新のIT機器を用いた授業のあり方、学生のコミュニケーション能力向上に向けた取り組みなど幅広い活動が紹介され、熱心な議論が交わされた。

また当日は、東海大学教育開発研究所の滝川洋二所長による講演「付属諸校と東海大学の教育連携の成果と課題―連携の在り方を探る―」も実施。世界と日本の教育について現状を比較し、「世界的な教育の方向性は“自ら考え、判断する”21世紀型市民を育てる方向に進んでいる」と解説。学園の付属諸学校での取り組みについて自らが開発した実験を交えながら紹介し、「“世界と渡り合う教育”に本気で取り組み、地域にとって不可欠な学校として教育の質を上げるために、一貫教育体制のさらなる強化を図る必要がある」と訴えた。

教育研究所の吉川政夫所長(体育学部教授)は、「学生の能力を伸ばす授業に向けた先生方の熱意が伝わった。今後も教育の質向上を目指していく」と話した。

 
(写真上)12件の研究発表が行われた
(写真下)滝川所長は自ら考案した実験を披露しながら、教育連携の可能性について語った