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付属諸学校

2013/10/01

【熊本星翔高放送部】お昼の校内放送を開始

こんにちは! BST RADIOの時間です

付属熊本星翔高校の放送部が、お昼休みを利用した校内放送「BST RADIO」を9月3日から開始した。番組プログラムをはじめ、DJやミキサーもすべて部員たちが担当。手づくり感あふれる番組制作の舞台裏に迫った。

ランチを食べながらトークや音楽を聴いて、楽しんでもらいたい――。そんな思いを胸に、9月3日から開始した校内放送「BST RADIO」は、月曜から金曜の午後1時からスタートする20分間の生放送番組。「BST」とは「Broadcasting Staffof Tokai」の略で、熊本星翔高の放送部に代々受け継がれてきた愛称だ。

部員は現在7人。全国高等学校総合文化祭やNHK杯全国高校放送コンテストへの出場、学校行事での司会・放送などに取り組んでいる。「お昼の生放送に挑戦したいという声は、部員の間で以前からあったのですが、なかなか実現することができませんでした。でも、中学校で生放送を経験した部員が加わったこともあり、思いきって挑戦することにしたんです」と部長の木本久留美さん(3年)。

多彩な活動の合間を縫って、今年5月から準備を開始。夏休みも返上でテストを重ね、本番の9月2日を迎えた。ところが、まさかの音声トラブルに見舞われて当日の放送を断念することに。放課後と翌朝に調整を重ね、無事に3日の昼から生放送をスタートさせた。

番組内容を充実させて放送部をアピールしたい

こうして始まった「BST RADIO」は、トークの間に全校生徒から寄せられたリクエスト曲を3曲放送。DJとミキサーは、1年生以外の全員が日替わりで担当している。9月20日の放送では、木本さんがDJ、鎌田夏帆さん(2年)がミキサーを担当。放送の合間に担任の教諭が写真撮影に来ると、すかさずその模様をアドリブで紹介する一幕も。放送を開始してそろそろ1カ月。部員たちも、ようやく生放送に慣れてきたところだ。

「今まではお昼の時間に音楽も何もなかったので、生放送が始まって楽しい」など、周囲の生徒からの反応も上々だ。坂本龍耶さん(2年)は、「ちょっとしたハプニングがあっても、この放送を全校生徒に喜んで聴いてもらえているのがうれしい」と話す。顧問の米田進一教諭も、「文化部が活性化されると、学校全体がもっともっと元気になるはず。これからも頑張ってほしい」とエールを送る。

先生や生徒をゲストに呼ぶなど番組内容を充実させることで、放送部の活動をもっと多くの人に知ってもらいたい――目標に向かって、今後も部員たちの挑戦は続く。

(写真上から)
▽生放送中は、ほどよい緊張感が漂う
▽放送部の部員たち
▽DJを務める木本さん

 

ラジオの公開生放送にも挑戦

9月21日には、熊本市内の熊日RKKびぷれすスタジオで開催されたRKKラジオ「P刊ストリート」(毎月第3土曜、午後1時から)の公開生放送に、濵田愛美さん(2年)が放送部を代表して出演。高校生の今どきに迫る「いまどきタイムライン」と題した番組内のコーナーで、SNSサイトに関して学内で行った取材結果などを報告した。7月20日、8月17日に出演した木本さんに続いて、公開生放送を体験した濵田さん。「緊張は全くしなかった。むしろわくわくして楽しかった」と笑顔で語ってくれた。なお、10月4日の午後8時から放送されるRKKラジオの新番組「YABAらじ」にも、放送部員が引き続き出演する予定。活動の幅は広がっている。この部分の文字サイズが変わります

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